Jリーグの原博実副理事長がスタジアムや視察先で見たもの、感じたことを率直な言葉で綴る『超現場日記』。7月14日には明治安田生命J1リーグ第19節・FC東京vs川崎フロンターレ視察のため、味の素スタジアムを訪れた。
■両者にとって非常に重要な一戦
多摩川クラシコ。今節は、FC東京のホームゲームとなる。試合前には恒例となったFC東京アドバンススクールと川崎FU-12が戦う『多摩川“コ”ラシコ』も開催されていた。
雨の上がった味の素スタジアム。良い雰囲気! 川崎Fのサポーターもたくさん来てくれている。
34回目となる多摩川クラシコ。ここまでの対戦成績は、ホーム・FC東京から見て10勝9分14敗。順位は、FC東京が首位、川崎Fが3位。勝点を見ると、FC東京が39、川崎Fが32。川崎Fは1試合少ない状況ではあるが、ここで負けると勝点10差がつくだけに、絶対に負けられない。一方のFC東京は勝てばさらに勢いがつく。非常に重要な一戦だ。
では、試合のハイライトをどうぞ。
https://youtu.be/nlXF-3kYuJA
■間違いなく、今季一番の出来
ハードワーク、球際の強さ、攻守の切り替えの速さ。
何よりもチームをけん引したのは、中村憲剛と小林悠の前線からの守備だった。二人がプレーで、チームを引っ張った。FC東京のエース、ディエゴ・オリヴィエラ、永井謙佑の2トップに良いボールがほとんど入らない。左サイドハーフに入ったナ・サンホのスピードも発揮できる場面はほぼなかった。
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