Jリーグの原博実副理事長がスタジアムや視察先で見たもの、感じたことを率直な言葉で綴る『超現場日記』。12月8日にはヤマハスタジアム(磐田)へ。J1参入プレーオフ決定戦・ジュビロ磐田vs東京ヴェルディを視察した。
際立った磐田の前線からのプレス
会場となるヤマハスタジアムに向かう。東京から新幹線で掛川駅へ。乗り換えた在来線のホームは風が強い。この風が果たしてどちらの味方をするのか?ジュビロ磐田のサポーターそして、東京ヴェルディのサポーター。どちらもホームで浜松行きの電車を待つ。
磐田駅に到着。ヤマハスタジアム行きのバスは長い行列ができている。
スタジアムの周りもたくさんのサポーターでいっぱいだ。
両チームともに、ウォーミングアップ時から熱狂的な応援を続けている。J1参入プレーオフは90分で残留・昇格が決するレギュレーション。ホームのJ1・16位磐田はドロー以上で残留が決まる。J2・6位から1回戦、2回戦を勝ち抜いてきた東京Vはこの試合も勝利が必須だ。
注目が集まったのは先発メンバーだ。
磐田はこの試合に向け、完全非公開で調整を進めてきたが、この試合では負傷離脱していたアダイウトンが先発に名を連ねた。明治安田生命J1リーグ第4節以来の出場となる。また、前線は川又堅碁ではなく小川航基1トップ。2列目大久保嘉人と縦関係を組む。そして、右に山田大記、左にアダイウトン。その4人が前線から激しくボールにプレスをかける。この日、磐田の先発メンバーの平均年齢は27.18歳だった。
一方、東京Vの先発平均年齢は28.82歳。中盤は、20歳の渡辺皓太ではなく29歳の梶川諒太が入った。センターFWには、プレーオフ2回戦で決勝点を決めたドウグラス・ヴィエイラ。ロティーナ監督のこの決断がどう出るのか? 緊張感の中でキックオフ
ではハイライトをどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=pnvnz3p8gaE
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