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コラム

Jリーグ副理事長 原博実の超現場日記

2018/11/27 12:50

【原博実の超現場日記2018/第18回】鹿児島J2昇格!10,961人の観客が熱狂、桜島も喜んでいる

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Jリーグの原博実副理事長がスタジアムや視察先で見たもの、感じたことを率直な言葉で綴る『超現場日記』。25日には、鹿児島県の白波スタジアムへ。明治安田生命J3リーグ第33節・鹿児島ユナイテッドFCvsアスルクラロ沼津を視察した。

 

■スペイン1部アラベスとの提携

今朝の桜島。美しい。鹿児島の人が桜島を好きなのが分かる。本当にいろんな表情を見せる。「きっと今日は、鹿児島ユナイテッドFCに良いことがあるよ」。そんなふうに語りかけているようだ。

南日本新聞を見る。昨日(24日)、ザスパクサツ群馬が藤枝MYFCに負けたことで、鹿児島以上の勝ち点を積み上げられないことが確定した。鹿児島は沼津と引き分け以上でJ2昇格が決まる。

試合会場となる白波スタジアム。13時の試合開始2時間前から、ものすごい行列ができている。

大切なこの日、クラブはスペイン・バスク地方のクラブ、デポルティーボ・アラベスとの業務提携を発表、試合前に記者会見を行った。

アラベスは、スク州アラバ県の州都ビトリア(バスク語でガステイス)にあるクラブだ。Jリーグとの関係性で言えば、1997、98年に横浜マリノスに所属していたバスク州ビルバオ出身のスペイン人ストライカー、フリオ・サリナスが横浜Mの後、アラベスに移籍している。その縁もあってアラベスの練習や試合には何度か行ったことがある

また、2001年にはドルトムントで行われたUFFAカップ(現:UEFAヨーロッパリーグ)決勝・リヴァプールとアラベス(5-4)の試合の解説者として、現地に行っていた。今でも伝説として語り継がれている名勝負でもある。

現在は、スペイン、ラ・リーガ(スペイン1部)に所属しており、13節を済んで4位につけている。若手選手、指導者が成長するクラブだ。

みなさんが知っている宣教師フランシスコ・ザビエルはナバラ生まれのバスク人。ポルトガルのリスボンからモザンビーク、インドのゴア、インドネシアのマルク諸島、中国を経て、日本の鹿児島に到着した。今回の提携は、その縁もあるとのこと。

 

■みんなの想いがこもった決勝点

試合開始前、白波スタジアムの雰囲気は最高だ。桜島も応援してくれている。

ではハイライトをどうぞ。

https://youtu.be/dkBvGG9KB2I

 

 

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