Jリーグの原博実副理事長がスタジアムや視察先で見たもの、感じたことを率直な言葉で綴る『超現場日記』。10月24日には、AFCチャンピオンズリーグ準決勝第2戦の水原三星vs鹿島アントラーズを視察した。
■予想以上に厳しかった敵地での第2戦
今年2度目となる韓国・水原ワールドカップスタジアム。日本からも鹿島アントラーズサポーターがたくさん来ている。
厳しい試合になるだろうと予想はしていた。
10月3日のACL準決勝第1戦、県立カシマサッカースタジアムでの結果は3-2だった。開始直後から水原の勢いに押されて6分までに2失点。オウンゴールで1点を返すも、追加点を奪えない。終盤84分にセルジーニョのゴールで同点に追いつき、アディショナルタイムに内田篤人の劇的なゴールで勝ち越した。
アウェイに乗り込んだ鹿島。今回の試合の入りは悪くない。
先週末リーグ戦で出場がなかったレオ・シルバと三竿健斗のダブルボランチがやはり効いている。そして、両サイドハーフの土居聖真、安西幸輝。この2人は運動量が多い。センターバックには、けがから復帰した昌子源とチョン・スンヒョン。第1戦で水原の選手と一悶着あったGKクォン・スンテへのブーイングが凄まじい。クォン・スンテはKリーグでは全北現代に所属していた。水原とはライバルチームの関係にある。
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