2015シーズンのリーグ戦(明治安田生命J1・J2・J3リーグ)も最終節を残すのみとなった。そこで今回のグラフィックレポートでは、今シーズンを振り返り、各チームがシーズン中にどのように勝点を獲得していったのかを「直近3試合での獲得勝点」という視点で表現してみた。
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図中のデータは、チーム毎にその時点から過去の直近3試合で獲得した勝点(0点~9点)を色の濃淡や大きさで表現したもの。色が濃いほどその時に勢いがあった(多くの勝点を獲得していた)ことを表しており、例えば現時点で最も勢いがあるチームは、J2の福岡であることが読み取れる。
標準偏差は、この獲得勝点のばらつきを表した数字で、J1では横浜FM、J2では愛媛、J3では秋田の数字が大きく、これらのチームはシーズン中に好調と不調の期間があり、その差が大きかったことを表している。上位チームの中ではJ2の磐田とJ3の町田は標準偏差が小さいため、大きな好調と不調の波はなくコンスタントに勝点6前後を獲得していることがわかる。
(文章/データ提供:データスタジアム株式会社)