JリーグとJクラブは明治安田とともに、森林の再生・保全活動を行っています。森林は、豊かな水を蓄えることで、生物のすみかとなり、災害を防止するなど多面的機能を持ち、人々の暮らしを支え、豊かな恵みをもたらしています。また、気候変動の原因の一つでもある二酸化炭素を吸収し、地球温暖化を防止する役割も持ち合わせています。そうした日本の森林を守り、未来世代につないでいくため、「明治安田×Jリーグの森~未来をつむぐ森~」における森づくりをスタートしました。
地域に寄り添った活動を行なう明治安田と、地域に根ざしたJリーグ・Jクラブが中心となり、自治体や地域住民といった地域を主体としたさまざまなステークホルダーのみなさまと、森林の再生・保全に取り組みながら、各地域の方へ気候変動対策/気候アクションの必要性を知っていただくきっかけづくりの一環として活動を実施しています。
Jリーグは、昨年実施した神奈川県の森林再生パートナー制度に基づく森林保全活動(2023年10月、神奈川県立21世紀の森にて実施)に続き、2024年5月11日(土)に明治安田が活動に参画している山梨県笛吹市芦川町の「Present Tree in 笛吹芦川」で植樹活動を行いました。
山梨県内在住/近隣在住の親子、明治安田、Jリーグ、ヴァンフォーレ甲府の職員とヴァンフォーレ甲府クラブアンバサダーの小椋祥平さんら総勢114名が参加し、地元植生のミズナラ、ヤマザクラ等の広葉樹を400本植えました。想像していたよりも急斜面での植樹でしたが、晴天の中、水分補給をしながらみなさん楽しそうに活動をされていました。
山の斜面で植樹をするヴァンフォーレ甲府クラブアンバサダーの小椋祥平さん
植樹活動の後は、山梨県の郷土料理 ほうとう を食べて、ヤマザクラの間伐材でお箸づくりを行いました。
地元の森林組合の方々にサポートいただきながら、間伐材にやすりをかけて、最後に胡桃オイルでコーティングをしたらマイ箸の完成!こちらも皆さん一生懸命作っていました。
今後も、「明治安田×Jリーグの森~未来をつむぐ森~」を通し、こども向けの環境勉強会や自治体との意見交換、Jクラブ、ファン・サポーターを交えたイベントなどを行い、各地域の皆さまへ気候変動対策の必要性を知っていただくきっかけづくりを行ってまいります。こうした活動を通じて、Jリーグ気候アクションの意義と必要性をより多くの方々に知っていただき、Jクラブがハブとなって地域資源(人・文化・自然)を活かしながら、再エネが広がり、自然環境保全・再生が進んでいくことを目指していきます。
“気候変動とサッカーには深い関係があり、サッカーファミリーはその解決の力になれる。”
温室効果ガス
「Scope1,2」排出量と削減量を可視化
目指す状態
クラブがハブとなって地域資源(人・文化・自然)を活かしながら、再エネが広がり、自然環境保全・再生が進みはじめている(10クラブ程度)
サッカーファミリーとともに
サッカーファミリーが学ぶ場の深化・拡大
“地球とサッカーを守るため、カーボンニュートラルを意識した選択と行動がサッカーファミリーのスタンダードになる。”
温室効果ガス
「Scope1,2,3」排出量と削減量を可視化
目指す状態
クラブがハブとなって地域資源(人・文化・自然)を活かしながら、再エネが広がり、自然環境保全・再生が進みはじめている(30クラブ程度)
サッカーファミリーとともに
サッカーファミリー、地域のステークホルダーが連携を深め、行動・実践が加速する
“ホームタウン全てで、カーボンニュートラルと地域活性化を両立するための社会システム実現が進む。”
温室効果ガス
CO2排出量初年度対比50%削減
目指す状態
クラブがハブとなって地域資源(人・文化・自然)を活かしながら、再エネが広がり、自然環境保全・再生が進みはじめている(60クラブ程度)
サッカーファミリーとともに
様々なステークホルダーとともに、便利で環境に優しい仕組みづくりに向けて前進する
※Scope1:燃焼によって直接的に排出される温室効果ガスの量
Scope2:供給される電気の使用に伴って排出される温室効果ガスの量
Scope3:Scope1、Scope2以外に間接的に排出される温室効果ガスの量
※明治安田が参画するプロジェクト「Present Tree」とは
認定NPO法人環境リレーションズ研究所が運営する「Present Tree」は、2005年1月にスタートした森林再生と地域振興をつなげるためのプロジェクトです。
少子高齢化の進む全国各地の開発跡地や皆伐放棄地、被災林などに樹を植えて、首都圏の人たちがその樹の里親となり、自身の大切な記念樹を10年間、地元の人たちと交流しながらともに育てていくことで、森だけでなく地域も元気にしていきます。
https://presenttree.jp