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2015/10/20(火)18:00

長谷川監督(G大阪)「自分たちのサッカーを万博で表現できるかにかかっている」【前日公式会見:準決勝 第2戦 】

ホームで行われる一戦に自信を見せる長谷川監督(左)と遠藤(右)
ホームで行われる一戦に自信を見せる長谷川監督(左)と遠藤(右)

21日に行われるACL準決勝 第2戦 ガンバ大阪 vs 広州恒大の前日公式会見に、長谷川 健太監督とMF遠藤 保仁が出席。明日の試合に向けての意気込みを語りました。

■長谷川 健太監督
「明日は厳しい戦いになると思いますが、全てを出して、広州を倒して決勝に進めるように、チーム一丸となって戦っていきたいと思っています」

――明日の試合にどういったプランで臨みますか?
「第1戦を1-2というスコアで負けていますので、1-0もしくは2点以上取って勝たなければ決勝には進めない。広州は非常に強く、素晴らしいチームなので簡単ではないと思いますが、ただ、ここまで良い準備ができていますし、選手もこの試合に向けて気持ちを昂らせているというか、しっかり気持ちの準備もしてくれている。明日は持っている力を全て出して決勝に進めるように、そういう試合をしたいと思います」

――広州は5月からすべての試合で負けていません。第1戦を戦ってみて、広州からどんなことを感じられましたか?
「第1戦はベンチに入れませんでしたが、スタンドから見ていて、外国籍選手、中国人選手が一体となって、チームとして非常に自信をもってプレーしている、戦っているという印象を受けました。先ほども言いましたが、そうした広州に勝つのは簡単ではないと思いますが、ただ我々もここまで勝ち上がった力のあるチームなので。うちのチームは修羅場をかいくぐってここまで勝ち上がってきましたし、リーグ戦、ACLの戦いを振り返っても、瀬戸際に強いチームだと思っています。とにかく明日は自分たちのサッカーを90分間を通して、もしかしたら延長になるかもしれませんが、とにかく最後の笛が鳴るまで、いかに自分たちのサッカーを万博で表現できるかにかかっているんじゃないかと思っています」

――第1戦を踏まえて、自分たちの方が上回っていると自信を持っているところは?
「1戦目は負けましたからね。そういう意味では負けたチームがここが上回っているといっても説得力がないですから。明日の試合に勝って、試合が終わった後にここが良かったと言えるような結果になるよう頑張っていきたいと思います」

――明日は勝たなければいけない試合ですが、不用意にアウェイゴールを与えられないという思いもあるかと思います。(出場停止明けの)丹羽選手が復帰する守備陣に対してどんな手応えを持たれていますか?
「失点を恐れていても自分たちのサッカーができないので。取られたら、2点取ればいいですし、2点取られたら4点取るというような気持ちでやらないと広州に勝つことはできないと思っています。丹羽は声を出してくれる選手ですし、気持ちを前面に出して戦ってくれる選手だと思いますので、そのあたりの守備の統率力には非常に期待しています」

■遠藤 保仁(MF)
「ファーストレグでは負けているので、しっかりとファーストレグ以上の結果を出せるように、決勝に進めるようにすべてを出し切っていい試合をしたいと思っています」

――明日の試合はどういったプランで臨みますか?
「あまりプランは考えていません。どちらにしても1点は僕らにとって必要なので。先に1点取れば、2点目を取りにいく戦い方をしたいし、逆に1点奪われれば最低でも2点が必要。その時の状況に応じていい判断をして戦っていきたいと思います」

――とても自信があるように見受けられますが、ファーストレグで戦った広州からどんなことを感じられましたか?
「監督がおっしゃったように、とくに予選の最初の方でつまずいてしまって、ぎりぎりのところでグループステージを突破したり、前回の準々決勝の全北戦もラストプレーでなんとか勝ち上がれたという状況でここまできた。ただ戦い方には自信をもっています。ファーストレグでは久しぶりに負けましたが、セカンドレグに向けて前向きに捉えられるアウェイゴールも奪えたので、明日の試合も自信を持って臨みたいと思っています」

――自分たちの方が上回っていると自信を持っているところは?
「1試合では判断できないですが、どちらもセミファイナルまできたチームなので、どちらもいいチームだと思っています」