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2015/10/01(木)10:05

宇佐美 貴史(G大阪)「想像していた以上の感じはありました」【試合後選手コメント:準決勝 第1戦 】

【試合後選手コメント:ACL 準決勝 第1戦 】宇佐美 貴史(G大阪)「想像していた以上の感じはありました」
【試合後選手コメント: 準決勝 第1戦 】宇佐美 貴史(G大阪)「想像していた以上の感じはありました」

■宇佐美 貴史(FW)

「ボールを保持される時間が長い中で結果的に負けてしまったけど、一つアウェイゴールが取れたのはチームとしてポジティブにとらえたい」

――第2戦への抱負は?

「僕らのホームでは今日と同じ展開には全くならないと思いますし、僕らが押し返せる時間が増えてくると思います。そこでどれだけ相手を押切れるかだと思います」

――ピッチコンディションも悪かったように見えましたが?

「そうですね。まあ試合をやるにつれて荒れていきましたね。ただ、僕はミスが凄く多かったし、それをピッチにするせいつもりはない。自分のミスパスが多かったということだと思います」

――相手のプレッシャーはキツかったですか?

「それほど重圧は感じなかったけど、今季ではこれまで経験したことがないような保持のされかたというか、このリズムをどう耐えぬきながらどう攻撃に出るかというところで、少しミスが増えてしまった。守備に100%近くぐらい労力を使った中で、どう攻撃に持っていくかが難しかったと思います」

――守備に追われるのは想定内だったのでしょうか?

「そうですね、でも想像していた以上の感じはありました。でも上手く耐え抜けたと思いますし、失点シーンは凄くきれいにやられましたが、それ以外の部分はしっかりと対応が出来ていた。相手のホームでこういうスコアで乗り切れたことで、可能性は凄く残せたかなと思います」

■パトリック(FW)

――2-1という結果をどうみますか。

「こういう状況の中では悪くない結果だと思います。ただセカンドレグはホームで戦うので、そこでしっかり決着をつけなくてはいけませんが」

――相手の守備力について感じたことは?

「2回ほどチャンスはあったんですが、相手のディフェンスにすごくいい対応をされたので。あと自分の中で少し孤立してしまっていた。そこは僕の運動量が足りなかったというか、動けなかった感じはしたので、そこは次回ホームの試合では自分たちのリズムで攻撃を作りたいし、特徴である裏をどんどん狙っていきたいと思います」

――片野坂コーチは後半勝ちに行くイメージだったということでしたが、思ったより攻撃の形が作れなかった。その理由をどう分析しますか?

「相手はちょっと引いていたり、プレッシャーもすごく、奪いにくる形ができていたので、自分たちもチャンスを作れなかったんですが、ホームでは自分たちのリズムで作れるように頑張りたいと思います」

――この雰囲気の中でとったアウェイゴール1は大きかったと思うのですが。

「非常に大事なアウェイゴールになったと思います。当然1-0で次勝てば、決勝に進めるのは僕たちなので。そのためには当然ゴールが必要だし、獲れると思いますので頑張りたいと思います」

■阿部 浩之(MF)

「暑さはありましたけど、個人的には意外と走れた。相手は回し方が上手かったし、こちらの守り方があまり良くなかった。押し込まれる展開で、プラス日本に比べて暑かったのも押し込まれる要因になったのかな、と。こちらがボールを回す状況では暑さは苦じゃなかっただけに、もう少し相手の嫌なところをつけたらチャンスになったていたと思う。でもネガティブな結果だとは思っていない。セカンドレグに繋がる内容だと思っているし、押し込まれた割には3点目を許さなかったのはプラスだと思います。ただ、先制していい流れになっただけに、勝ちにより近づける戦いをしたかったのが正直なところです。シュートを打たせていた部分と、もう少し寄せないといけない場面はあったけど、相手の攻撃は許容範囲内だったと思います」

■金 正也(DF)

「失点がもったいなかったですね。クロスから2失点目は走り込んで来ているのがわかっていたんですけど、もう少し早く飛ぶなり、身体をぶつけるなりっていう対応が一歩遅かった。このクラスの相手だとそういうところが失点になるので。でも、アウェイゴールを獲れたので。それをポジティブに考えたい。(相手の攻撃は)強かったですね。がつがつ奪いにいっても、うまいし、そこでファウルをとりにきてるし、ペナルティ近くになったら完全にそれを狙っていたし、1度ファウルしてからそれを踏まえて対応していましたけど、それ以外も2トップの引き出し方も、うまいこと引き出していたのでなかなか掴みづらかった。ただ、そこはあまり食いつかずに対応していたんですが。でも2トップ は強かったですね。(相手は)スピードも滅茶苦茶ある感じでもないし、ゴール前で勝負するという感じだったので、受けてさばくのはシンプルにという感じだったので、そこまでごりごりくるというより、ゴール前だけという感じでした。(後半は)2点目をとって勝ち切ろうという意識で入りました。ただ、全然攻めれなかったですね。前の選手もコンビネーションだったり、ドリブルでつけたりというのは感覚でしかないと思うので、それが今日はあまりうまく出なかったというか…そこは水物で、出る時は出るし、うまくいくときはコンビネーションもうまくいくので、今日はそれがうまくいかなかったということだと思います」

■岩下 敬輔(DF)

「普通に戦えていただけにもったいない2失点でした。しっかり守れなかったから失点したということなので。普通にやれれば問題ないシーンだったと思います。(失点シーンは)ベスト4の戦いなので予選とは違ってああいうチャンスをしっかり一発で決め切る選手がたくさんいるなっていうのは感じたし、そういう隙をみせればやられるのは当たり前かな、と。ただそういうチャンスはうちにもあったし、そこでしっかり決めきれるようになればいいなと思います。またビルドアップのところで僕を含めて失うシーンが多かったので。そういうシーンをすぐにカウンターに繋げられる選手もいるんですが、今日はその部分でも自分たちで難しい試合にしてしまったのかなとは思います。戦えない相手じゃないと思ったし、見ての通り2-1という悪くない結果だと思うので、ホームでしっかり勝ち切ればいい。今日勉強したことをしっかり繰り返さないようにやれれば、いい結果を求められるだけのいいファーストレグになったのかな、と。次しっかり戦うことでより、そう思えるんじゃないかと思っています」

■今野 泰幸(DF)

「前半から相手がギアをあげてきたときにふられるし、中盤が中に入ってくるし、ミドルシュートもあるし、サイドもパワーあるし、暑かったし難しい試合でしたね。反省しなくちゃいけないところは反省しないといけないし、ちょっとした隙を突かれていたので。集中していたつもりでしたけど、でもあそこまで押し込まれて何度も何度も波状攻撃を食らっていたら失点してしまうし、よく今日は2失点で耐えたくらいの内容だったと思う。ただ守備も反省しなくちゃいけないけど、攻撃面で相手に怖さというのはちょっと欠けたかなと感じています。今日戦っていても、そこまで守備は…球際とか、ちょっと乱れてしまったときには、バチンととられたり、奪われてカウンターをされる脅威はあったけど、そこまで組織的ではなかったし、スペースはあったと思うので、攻撃できなかったことの方が問題だと思います。(後半の出来は)問題ですね。今のガンバを象徴しているというか…攻撃面で少しパトリックだのみになってしまい、パトリックがあんな風に抑えられてしまうと、パトリックに一本パスが通ったとしても、相手の守備に対応されてしまうとまた守備の時間が長くなってしまうので。パトリックありきでもっともっと中盤が押上ていくというか、それは僕自身もそうだし、全体ができていないから、だからカウンターの脅威を与えられなかったですね。ブリーラムとのアウェイでの試合も今日の試合に似ていたかんじだったけどあの時は僕らがボールを持った時にはなんとか崩そう、と意図はあったので。でも今日はちょっと…なんとなくまわしているだけというか、スペースをうまく使えずに相手に脅威を与えられなかった」