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2015/09/16(水)23:13

片野坂 知宏コーチ(G大阪)「みんなの思いが詰まったゴールが決まった」【試合後コメント:準々決勝 第2戦】

長谷川監督が退席処分となったため、代理で出席した片野坂コーチ
長谷川監督が退席処分となったため、代理で出席した片野坂コーチ

AFCチャンピオンズリーグは16日に準々決勝 第2戦が行われ、ガンバ大阪は全北現代(韓国)に3-2で勝利。第1戦を0-0で引き分けており、トータルスコア3-2で準決勝に駒を進めました。以下、G大阪の片野坂 知宏コーチのコメントです。

監督が退席してしまい、僕が代行ということで、監督の思いと僕の思いはもしかしたら違うかもしれませんが、まず準決勝に勝ち上がれたことを素直に嬉しく思っています。全北さんも厳しく戦ってくるだろうという予想どおり、試合は激しいものになりました。我々もそうしたサッカーのベースの部分で負けないように試合前から準備をして、選手たちは最後までしっかり戦ってくれたと思っています。先にアウェイゴールを与えてしまい、我々は勝つしかないということで、先制した場合や、先制された場合など、いろんなことを考えて試合の準備をしてきたので、早い時間帯に失点しまいましたが、選手は慌てることなく試合を進めてくれたと思っています。先制されて追いついて逆転しないといけないという中で、選手交代や試合の中の選手の判断、遠藤を中心に考えながらやってくれた結果、アディショナルタイムでみんなの思いが詰まったゴールが決まって勝ち上がれたと思います。全北さんも本当に力のあるチームだったと思いますし、個の強いスペシャルな選手もいる中で厳しい試合を勝ち上がれた。ガンバにとって素晴らしい成績を残せたと思いますし、今後も厳しい戦いが待ち受けていると思いますが、チャンピオンになれるように準備してやっていきたいと思っています。

――記者席からみていますと、前半から相手のボランチ、17と25が二人いる中で、25番がどちらかというと守備的で、守備ラインに吸収されることが多かった分、17番のところがボランチのところで1人になってしまう。そこのスペースからチャンスができるんじゃないかとみていましたが、ピッチレベルからはいかがでしたか?

全北さんは守備をするときに自分たちの選手にマンマーク気味にくるというのはある程度予想していましたが、そういう中で、個々についてくるマークがどこまでもついてくるということで、途中で遠藤らが機転をきかせて、すこし引っ張ることなどによって中でスペースができました。そこをうまく使えるようになったり、前の方の選手も止まっているだけじゃなくて動きながら受けるように攻撃を工夫しました。これは相手の守備のやり方にうまく対応できるようになってきたからかな、と思います。そのスペースをもう少し巧く使ったりとか、そこから効果的なパスを供給できればもっとチャンスは出来たと思いますが、選手はしっかり対応してくれたと思っています。

G大阪vs全北現代 試合データ