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2015/09/16(水)23:12
チェ ガンヒ監督(全北現代)「非常に残念に思っています」【試合後コメント:準々決勝 第2戦】
AFCチャンピオンズリーグは16日に準々決勝 第2戦が行われ、ガンバ大阪は全北現代(韓国)に3-2で勝利。第1戦を0-0で引き分けており、トータルスコア3-2で準決勝に駒を進めました。以下、全北現代のチェ ガンヒ監督のコメントです。
今日の試合を振り返って、非常に残念に思っています。この試合に向けて多くの時間をかけてたくさんの準備をしてきましたが、いろんな意味で残念な結果になりました。まず、ホームで勝てなかったことが残念だったということと、今日も失点してから雰囲気があまり良くなかった。選手はベストを尽くして戦ってくれたので、選手全員に対して私はそれほどがっかりはしていません。
――ホームでの1試合目で優位な展開だったのに勝てなかったことが今回のターニングポイントだったと思いますか?
もちろんホームで勝てなかったことが我々にとっては負担になり大きく作用したと思います。ですがホームで同点で終わった事はそれほど悪いとは思っていなかったし、アウェイで勝てるという自信を持ってのぞみましたが、選手たちはコンディション的にも身体が重かったですし、1点を獲ったあと、選手たちが非常に興奮してしまったこと、そのあとすぐに同点にされてしまったということで、流れを掴めなかったという非常に残念な結果になりました。
――相手は宇佐美選手が欠場になりましたが、チェ チョルスンをあのポジションにおいた意図をきかせてください。
宇佐美選手が今日出られないことは分かっていましたが、倉田選手もセカンドストライカーとして非常に素晴らしい選手だとわかっていたので、同じポジションに彼を置きました。不幸にも、そこであまりいい結果にはなりませんでした。また、チョンフン選手が骨折をしまして、今回、負傷でここにこれませんでしたが、それも非常に残念なことでした。
――全北のレオナルドのサイド攻撃があまり発揮できなかったのは残念でした。昨日の会見でおっしゃっていた、ピッチコンディションは大きく左右したのでしょうか。
レオナルドの起用については非常に悩みました。先週のソウル戦で30分間起用して、かなり守備もやって問題がないと判断しましたが、彼だけではなく、選手全員、身体が重いと感じました。グラウンドコンディションも左右したと考えています。ですが、そういった点も克服しないといけないと思います。ジンクスということではなく、これまで日本であまりいい姿をみせられませんでしたが、今回については失点のところで非常に残念な結果となりました。
――2つ質問があります。1つ目はセンターバック二人を後半、攻撃的な選手にかえたのは成功だったのでしょうか。また、厳しい状況の中で同点まで追いついた選手の闘志は賞賛に値するものだったと思いますが、監督はどのように考えていますか?
選手には予めリードされている状態でセンターバックをかえ、パトリックをマークするということが理想的だったと思います。Kリーグで2回ほどこのような冒険をしたこともありますが、選手たちに降りてくるようにという指示は出していましたが、選手たちも興奮していた状態でなかなか浸透しなかった。サッカーという競技はなかなか思うようにならないというのが現実です。