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モンテディオ山形

高校生が本気で挑戦できる場として「高校生マーケティング探求」を実施

モンテディオ山形では、高校生が本気で挑戦できる場として「高校生マーケティング探求」を実施しました。
山形県置賜総合支庁の協力のもと38名の高校生を集め、探究教室「ESTEM」と協働し約2ヶ月に渡るプログラムを実行しました。 地方ならではの課題である「教育と実践の場」を創り出すことを目的とした本プロジェクトでは、1ヶ月目はマーケティングの基礎知識を学び、2ヶ月目は企画立案を行いました。最終プレゼンは1泊2日の合宿形式で行われ、そこで採用された企画が試合のイベントやプロモーションとして実現されました。

活動場所
山形県総合運動公園・NDソフトスタジアム山形
協働者
行政、企業、学校、学生
協働者名
米沢市、山形県置賜総合支庁、探究教室ESTEM(株式会社山のむこう)

協働者の声

活動詳細情報

1.山形県HP

2.公式サイト

3.プロジェクトTwitter

ストーリー

 地方において若者の県外流出は深刻な問題です。一つの原因は、若者が学び、その学びを活かせる環境がないからだと考えています。そこでモンテディオ山形は、若者が質の高い教育を受け、学んだことを実践できる場として「高校生マーケティング探求」を実施しました。
 山形県置賜地域の行政、高校に協力を仰ぎ、高校生38名を集めてスタートした本プロジェクト。 約2ヶ月間、毎週放課後の2時間を利用しオンラインを中心に進行しました。初月は題材となっているモンテディオ山形についてのインプットや、マーケティングに関する基礎知識を学ぶ時間に充て、2ヶ月目はモンテディオ山形で行われる試合に向けて、「スタジアムに人を呼ぶためにはどうすれば良いのか」を議論してもらいました。
 今回のマーケティング探求は、"机上の空論ではなくリアルなビジネスを体験する"ということを大切にしていたため、高校生にはスタジアムでの現地調査とプレゼンを兼ねた1泊2日合宿に参加してもらい熱量を高めてもらいました。
 チームに分かれて行われたプレゼンからは「7つ」の企画が採用され、最後の2週間は企画実現に向けて活動しました。

高校生が考えた企画は、集客全体のプロモーションとしては効果的な施策もありましたが、定めていた「高校生を1,000人集客する」という目標に対しては遠く及ばない結果となりました。  一方で、高校生には「ビジネスはうまくいかないことの方が多い」ということを伝え、社会の厳しさと同時に個人の努力の方向性を示すことができました。
 このプロジェクトがきっかけとなり、2023年からはモンテディオ山形U23マーケティング部が設立されます。クラブとしても一過性で終わらない継続的な活動として位置づけ、若者の育成、産業創りを企業、行政、学校と連携して進めていきます。
 そして、クラブにとっても若い力で組織力、マーケティング力を高め新たなファンの獲得に繋げていきます。

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