シャレン!Jリーグ社会連携
ファジアーノ岡山
あつまれファジ商店街!~学生連携シャレン!企画~
岡山に貢献したい学生と地域の課題解決を学生団体とクラブが連携し学生募集を行い、多くの学生メンバーが集結。商店街や企業からの理解・協力を得るため、学生たちとクラブで何度も会議を重ね考案した。約5カ月間の準備期間を経て、9月24・25日に奉還町商店街、およびホームゲーム会場で「あつまれファジ商店街」を実施。コロナ禍で、子どもたちの「交流」の場や、心の「繋がり」が希薄化している中、奉還町商店街が「交流」の場として子どもたちの新たなコミュニティ作りのきっかけになることを目指した。
- 活動場所
- 奉還町商店街、シティライトスタジアム
- 協働者
- 企業、学生、商店街
- 協働者名
- 上智大学公認学生団体「Sircle(シャクル)」、おかやまプロスポーツ文化まちづくりサークルSCoP、奉還町商店街、地元企業
協働者の声
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上智大学公認学生団体「Sircle(シャクル)」/内海 貴一 氏
シャレン!を通じ、首都圏学生と地方学生が繋がり、企業・自治体を巻き込みたいという想いに、ファジアーノ岡山をはじめとした協働者の方々には全力で応えていただきました。ファジアーノ岡山を楽しんできた学生サポーターが今度は楽しませる側へ、そして今度は活動を通じて、このサイクルがまた続いていって欲しいです。
活動詳細情報
1.公式サイト
2. 山陽新聞
3. KSB瀬戸内海放送局
4. 公式YouTube
ストーリー
上智大学公認学生団体「Sircle(シャクル)」と連携し、 岡山県の地域課題やSDGs等の問題に取り組み地域貢献をしたい学生を募集しました。おかやまプロスポーツ文化まちづくりサークルSCoPの皆さんや多くの学生が「君と作るシャレン!社会連携プロジェクトwithファジアーノ岡山」企画の参加に応募してくれました。集結したメンバーでゼロから企画を考え、何度も会議を重ねていき、様々な地域課題がある中で学生たちが調べた結果、特にコロナ禍により人との「繋がり」、特に子どもたちの心の「繋がり」が希薄化したことがあげられました。そこで、ファジアーノ岡山のホームスタジアム「シティライトスタジアム」に近い奉還町商店街という場所で、子どもたちの「交流」の場となるようなイベントを目指し、「あつまれファジ商店街」を実施。
9月24日、25日の2日間のイベントとして奉還町商店街にてイベントを開催しました。
5つのブースは、すべて学生の皆さんが企画・運営を行いました。SDGsについて学べるワークシートに楽しく取り組みながら学ぶブースや、まだ食べられる廃棄予定食品を用いたピザ作り体験などのブース、ファジアーノ岡山の選手のヘディングの高さを再現したパネルやキックターゲットといったサッカー体験ブースなどを運用しました。会場では各ブースをスタンプラリーで回る企画も実施し多くの子どもたちの楽しそうな声が商店街に響いていました。
2日目の25日にはホームゲームに合わせてスタジアムにも会場を追加し、開催。スタジアムでは、使わなくなったTシャツでエコバッグ作りブースやスタンプラリー景品交換などを運用し、1日目同様にたくさんの子どもたちが参加してくれました。
これらの活動に対して地元企業から、まだ食べられる廃棄食品や使わなくなった服等を提供していただきました。また、イベントを行うための場所を奉還町商店街からご提供いただきました。
ファジアーノ岡山の集客力、発信力と、学生の企画・思い、そして奉還町商店街の皆様のご協力、地元企業の皆様の物品提供など、それぞれの強みを生かして実施したこのイベントは、サッカーを通じて地域の課題に取り組むことができました。サッカーは年齢、職業などの枠を超え人と「繋がる」きっかけになると改めて実感し、この活動を通じて、これからもクラブがハブになって地域課題の解決に取り組んで参りたいという思いが強くなりました。