シャレン!Jリーグ社会連携
奈良クラブ
ランドセル・夢プロジェクト
奈良クラブと地域産業のランドセルメーカーが協働して、ホームゲームの奈良クラブのゴールの数分だけ、県内施設の子どもたちにランドセルを寄贈する夢あるプロジェクト。奈良クラブを応援するスタジアムの熱い声援が、サポーターの熱い想いが子どもたちへの支援というカタチとなり、笑顔の輪が繋がっています。
- 活動場所
- ホームスタジアム、奈良県内各所
- 協働者
- 行政、企業、協議会、ファン・サポーター、スタジアム、選手、プロスポーツクラブ、児童養護施設、母子生活支援施設
- 協働者名
- 有限会社カザマ、奈良県文化・教育・くらし創造部こども・女性局こども家庭課、奈良県児童福祉施設連盟、奈良県母子生活支援施設協議会
協働者の声
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有限会社カザマ 専務取締役/風間 智紀 氏
“子どもたちの成長、挑戦、そして未来をランドセルを通じて応援したい““子どもたちがカザマランドセルと共に楽しく学校へ行き過ごしてほしい“そんな想いがきっかけです。奈良クラブと奈良県を通して、たくさんの子どもたちに寄贈することができるようになり、一つ一つのゴールが子どもたちの笑顔に繋がっています。
活動詳細情報
1. 公式サイト
3. カザマランドセルHP
4.毎日新聞
5. 朝日新聞
6. 奈良県HP
ストーリー
奈良県桜井市から全国へ製造販売する人気のランドセルメーカー有限会社カザマ様と協働し、奈良クラブのホームゲームゴール数分だけランドセルを寄贈する「ランドセル・夢・プロジェクト」。
当初、クラブパートナーの有限会社カザマ様に児童福祉施設からご相談で、施設の子どもたちが使うランドセルには古くなったものが多く、使いまわしで使用されることもあると知りランドセルを寄贈。一方で奈良クラブが児童福祉施設でサッカースクールを実施し子どもたちが非常に喜んでいた様子を見知され、何か協働で子どもたちに喜んでもらえる、継続的で広く支援できる手だてをとプロジェクトがスタートしました。
奈良県(女性局こども家庭課)を通じて、児童養護施設や母子生活支援施設の子どもたちにランドセルをお届けします。
奈良クラブを応援するスタジアムの熱い声援、サポーターの熱い想いが選手の力となり、さらにはランドセルとなって子どもたちの支援に繋がる笑顔のループの事業となっています。
開幕の時期に合わせて前シーズンの贈呈式、および新シーズンのプロジェクトキックオフの会見を開き、選手の呼びかけで多くの方に参加してもらうプロモーションを実施しています。これまで5年間で60個以上のランドセルを寄贈しました。
新入学児童だけではなく、年間を通じて保護される母子の方々や、中には着の身着のままランドセルも持ち出せないで入所されるケース、海外からの難民受け入れで外国人児童への寄贈もあります。ランドセルは高価品で誰でもがすぐに入手しやすい物でもなく、それだけに連盟や協議会を介することで、より必要な時に困っている方の下へ届けることができる仕組みとなりました。
選手は「ゴールが誰かのためになる、1点でも多く取ろうと頑張れる。」とモチベーションになり、また賛同者はスタジアム応援の形で、みんなが社会参加でき笑顔のループを形成するサスティナブルで、たくさんのステークホルダーが関わるサッカークラブ、スポーツの力の成せる事業となっています。
近年は少子化や学校形体も多様化していますが貧困家庭や施設入所児童のいる状況は変わらず、まだまだ活動の輪を広げ新しいことにも挑戦し有意義な活用していきます。そして活動を通じて子どもたちに夢や希望を与え、サポートの輪が広がっていく事を期待しています。