シャレン!/Jリーグ社会連携

シャレン!Jリーグ社会連携シャレン!Jリーグ社会連携

Jリーグをつかおう!社会のために。

ツエーゲン金沢

“TEAMいしかわ”で石川県を子どもの幸福度No.1に!

石川県を「笑顔が溢れる街にすること」、それはつまり、この街の子どもたちを笑顔にし続けること。「子どもたちにお腹いっぱいご飯を食べてほしい」という一人の選手の想いが、チームに広がり、街に広がり、2021年7月に「Kids Smile Project」として立ち上がった。それから毎月、全選手とクラブスタッフ、そして「子どもたちが抱える課題」に詳しい専門の方に講師を務めていただき勉強会を実施している。その結果、選手が子どもたちに何ができるかを自発的に考え、実際に活動を始めてくれるまでになった。

活動場所
石川県内
協働者
行政、企業、住民、NPO、ファン・サポーター、選手
協働者名
石川県社会福祉協議会、NPO法人いしかわフードバンクネット、県内各児童養護施設、金沢市子育て支援課、サンFC白山、他

協働者の声

活動詳細情報

1.公式サイト①

2.公式サイト②

3.公式サイト③

4.公式サイト④

ストーリー

家庭で眠っている食品を寄贈し、支援が必要な福祉団体等に無償で提供する活動「フードドライブ」。2020年、コロナ禍の影響でフードドライブの窓口が休止した一方、休業等による生活困窮者からの需要増加により、在庫が枯渇する状況が起きた。
クラブではまず、NPO法人いしかわフードバンク・ネットへ、グッズ商品であるレトルトカレーを100個寄贈。
すると、当時のキャプテン廣井友信選手が、自身も子を持つ親として「子どもたちにお腹いっぱいご飯を食べてほしい」という想いから、趣旨に賛同した計7選手による毎月の食料品寄贈が始動。
翌年には全選手が取り組みに賛同し、継続的且つ多角的に取り組みが行えるよう本PJを立ち上げた。

立ち上げ時から毎月実施している勉強会の第一回では、「児童養護施設」をテーマに「享誠塾」の塾⻑からお話を聞き、互いにディスカッションも行った。
選手たちは課題を「知る」だけでなく、児童養護施設の子どもたちをホームゲームに招待するところまで自分達にできることを考え、実施してくれた。
これらの取り組みをクラブのHPやSNSで発信したことで、サポーターを中心に地域課題の認知が徐々に広がりを見せた。
食品寄贈に関しては、ホームゲームでサポーターに協力を呼び掛けたフードドライブや、趣旨に賛同くださったパートナー企業からの協力もあり、これまでの合計で約4tの寄贈が実現。
また、小野原和哉選手はホームゲームのチケットを自ら購入し、スタジアム観戦がなかなかできない一人親家庭の子どもたちの招待企画を実施。
「何かしたいと思っていてもどうすれば良いか分からなかった。勉強会を通じて行動に起こすことができた」と話してくれた。
子ども達の抱える課題は多岐に渡り形も変化し続ける。そのなかで大切なのは、一時の支援ではなく細く長く継続すること。今後も子どもたちの笑顔のために地域課題に取り組もう。
いつか今の子どもたちが大人になったとき、同じように「石川県」のチームメイトの笑顔を繋いでくれることが、この街の伝統になることを願って。

PDFをダウンロードする

全国のシャレン!活動をSNSでシェア! 全国のシャレン!活動をSNSでシェア!

シャレン!の最新情報を公式SNSでチェック! シャレン!の情報は公式SNSでも発信中!