明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第9節は20日に9試合が行われ、川崎Fが浦和との首位攻防戦を2-1で制し、首位の座を奪回した。
浦和が川崎Fを迎えての天王山は、15分に中村 憲剛が鮮やかなシュートを決めて川崎Fが先制。一方、4連勝中の浦和は28分に李 忠成がゴール前のこぼれ球を押し込み、すぐさま同点とする。しかし1-1のまま迎えた74分、川崎Fは森谷 賢太郎が値千金の決勝弾。2-1で首位攻防戦を制している。
一方、神戸との関西対決に臨んだG大阪は、14分にペドロ ジュニオールにゴールを許すと、その後は攻撃陣が鳴りを潜め、0-1で完封負け。連勝は3でストップしている。一方、鳥栖は磐田を相手に鎌田 大地のゴールで12分に先制するも、勝利が濃厚と思われたアディショナルタイムにジェイに決められ痛恨の失点。勝点1を得るにとどまった。
アウェイでFC東京と対戦した横浜FMは、東 慶悟にゴールを許すと、反撃は叶わずそのまま0-1で敗戦。柏は後半に伊東 純也、クリスティアーノ、ディエゴ オリヴェイラがゴールを挙げ、名古屋を3-1で下して連敗を2で止めた。一方、名古屋はリーグ戦17戦勝利なしとトンネルから抜け出せずにいる。
この結果、勝点を22に積み上げた川崎Fは浦和を得失点差で上回って2ndステージ首位の座を奪回。同18とした鳥栖は3位に浮上し、同17にとどまったG大阪は4位に後退した。以下、同16で5位横浜FM、6位神戸、7位柏が続く展開となっている。
このほか、広島は甲府に0-1で敗れて連勝は2でストップ。一方、鹿島は湘南を1-0で下し2連勝。大宮は仙台を2-1で下し、2試合ぶりの勝利を挙げている。新潟はレオ シルバの2ゴールなどで福岡に3-0と圧勝した。
■試合データ
鹿島vs湘南
大宮vs仙台
浦和vs川崎F
柏vs名古屋
FC東京vs横浜FM
新潟vs福岡
磐田vs鳥栖
G大阪vs神戸
広島vs甲府