明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第6節は30日に9試合が行われ、勝点で並ぶ首位川崎Fと浦和は共に勝利を収めて勝点3を手にした。また、鳥栖が鹿島を1-0で下し、3位に浮上している。
アウェイで湘南との神奈川勢対決に臨んだ川崎Fは、車屋 紳太郎、大久保 嘉人、小林 悠のゴールで60分までに悠々と3点をリード。ところが直後に大竹 洋平にゴールを許すと形勢は徐々に湘南に傾いていき、90分にはアンドレ バイアが決められ1点差に。アディショナルタイムには長谷川 アーリアジャスールに際どいシュートを放たれたものの、これは枠を外れてなんとか3-2で逃げ切った。
一方、浦和はほかの試合に先駆けて行われた敵地での甲府戦で、14分に武藤 雄樹のゴールで先制。さらに前半終了間際には李 忠成がクロスにボレーで合わせてリードを2点に広げると、後半は無失点で乗り切り勝点3を手にした。
このほか、上位陣では前節まで3位に立っていた横浜FMが、名古屋を相手に決め手を欠いてスコアレスドロー。その一方で、鳥栖は豊田 陽平のゴールで1stステージ覇者の鹿島に1-0で勝利。また、柏は栗澤 僚一とディエゴ オリヴェイラのゴールで磐田に2-1と逆転勝利を収めた。
この結果、川崎Fと浦和は共に勝点を16に積み上げ、川崎Fが得失点差で首位をキープ。同14とした鳥栖が3位に浮上し、3連勝の柏は同13として4位に順位を上げている。同12にとどまった横浜FMは5位に後退した。
このほか、G大阪は昨年のJリーグチャンピオンシップの再現となった広島との一戦に、阿部 浩之の決勝点で1-0と勝利。神戸も大宮を1-0で下した。城福 浩監督を解任し、篠田 善之新監督が就任したFC東京は新潟を1-0で下した。福岡vs仙台は1-1のドローに終わっている。
■試合データ
甲府vs浦和
福岡vs仙台
横浜FMvs名古屋
湘南vs川崎F
新潟vsFC東京
磐田vs柏
G大阪vs広島
神戸vs大宮
鳥栖vs鹿島