明治安田生命J1リーグは14日、1stステージ 第12節の残り6試合が行われ、川崎Fが神戸に3-1で勝利。浦和が新潟とスコアレスドローに終わったため、暫定で首位に返り咲いている。
ホームに神戸を迎えた川崎Fは前半終了間際に渡邉 千真にゴールを許したものの、後半に入るとエース大久保 嘉人 が爆発。57分にPKを沈めると、63分にはパスに抜け出すと鮮やかなループを決め、あっという間に試合をひっくり返してしまう。終了間際にエウシーニョの技あり弾で追加点を奪った川崎Fは、そのまま3-1で勝利。逆転で勝点3を手にした。
一方、首位を走る浦和は相性のいい新潟とホームで対戦。終始試合を優位に進めるが、前半に興梠 慎三がPKを失敗すると、その後はレオ シルバを中心に守る新潟の守備を崩せず、試合はそのままタイムアップ。勝点1に甘んじることとなった。
この結果、勝点を27に伸ばした川崎Fは、1試合消化が少ない勝点26の浦和を上回って、暫定首位に浮上した。
横浜FMを本拠地に迎えた鹿島は、開始早々の9分にセットプレーのチャンスを得ると、クロスに金崎 夢生が飛び込んで先制。これが決勝点となり、1-0で勝利している。
このほか、大宮は62分の家長 昭博のゴールを守り切って仙台に1-0で勝利。福岡も湘南を1-0で下し、3試合ぶりの勝利を手にした。名古屋は敵地で甲府に2点を奪われるも、80分にシモビッチのゴールで1点差に迫ると、アディショナルタイムに古林 将太が起死回生の同点弾。土壇場で勝点1を手にした。