岐阜vs清水の見どころ(明治安田生命J2リーグ:2016年5月8日)
一覧へ明治安田生命J2リーグ 第12節 2016年5月8日(日)18:00KO 岐阜メモリアルセンター長良川競技場
攻撃力自慢の対決。気鋭の岐阜か、古豪の清水か
勝ちと負けを繰り返してきた今季の岐阜にとっては、これが初めての勝点1。2点のビハインドを追い付きながら敗れた明治安田J2第7節の讃岐戦(3-2)などを糧に、勝点を積み重ねる経験ができたことは1つの進歩である。ラモス 瑠偉監督も「上位のチームにアウェイで引き分けたのは大きい」と話している。
だからこそ今節は、この勝点1の意味を大きくできるかどうかが問われる局面だ。全体の布陣をコンパクトに保ちたい岐阜としては、ここ最近で先発に戻ってきたエヴァンドロ、レオナルド ロシャとの連係を深めることが急務だが、彼らのコンディションが上向いてきたことで攻撃陣の駒は豊富。チーム全体で守備意識を高めながら無失点の時間を続け、前線の個を生かした迫力ある攻撃につなげたい。
対する清水は、前節の京都戦で2-1の敗戦。連勝が2で止まり、アウェイゲームで全勝を続けてきたその記録も途絶えてしまった。しかし、決して試合内容が悪かったわけではなく、ここまで一度も連敗をしていないのも清水の特徴。得点ランキングのトップに君臨する大前 元紀などを中心とした攻撃は対戦相手の脅威となっており、京都戦では途中出場の北川 航也に今季初得点が生まれるなど、チームとして収穫も手にしている。
高い能力を持った攻撃陣を擁する両チーム。これに対し、岐阜のラモス 瑠偉監督が「波に乗れていないだけでエスパルスは恐ろしいチーム」と警鐘を鳴らせば、清水の小林 伸二監督も「(今季の岐阜は)個の力が今までで一番そろっている」と警戒を忘れない。クラブ史上初の顔合わせとなるこのカード。新たな歴史の一戦を制するのは気鋭の岐阜か、それとも古豪の清水か。
[ 文:村本 裕太 ]