清水vs金沢の見どころ（明治安田生命Ｊ２リーグ：2016年4月29日）
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明治安田生命Ｊ２リーグ 第10節 2016年4月29日（金）17:00KO ＩＡＩスタジアム日本平
試合終了
41前半1
3後半0
14SH4
4CK0
13FK16
1
ホーム初勝利か、今季初勝利か
2013年度の第93回天皇杯全日本サッカー選手権大会３回戦で対戦した両チーム。内容は、当時JFL所属だった金沢がＪ１の清水を苦しめたものだった。90分にFW高木 俊幸（浦和）のゴールで２−１とリードを奪った清水だが、後半アディショナルタイムに金沢MF佐藤 和弘（水戸）のゴールで同点に追い付かれる。だが、同じくアディショナルタイムの95分、再び高木俊がゴールを決め何とか清水が意地を見せた試合だった。両者はそれ以来の対戦となり、リーグ戦では初対決となる。
今節清水が狙うのは、これまで何度挑みながらも、そのたびにはね返され続けてきた今季ホーム初勝利。もはや、取りつかれたかのように、ホームで勝星を挙げることができない。前回のホーム戦も、「アイスタ」初得点をFW大前 元紀が、追加点をFW鄭 大世が決めながら、勝利を手にすることができなかった。そんな清水にあって今節、カギを握るのは大前だろう。前節北九州戦のゴールで、現時点での得点ランクもトップタイとなっている。劇的ゴールでアウェイ全勝を守った大前が、今季「アイスタ」初勝利を３試合連続となるゴールで導いてくれるに違いない。
一方の金沢。昨季は第９節を終わった時点で７勝２敗と、開幕ダッシュに成功した。しかし今季は、暴風の影響により１試合消化が少ないとはいえ最下位。２分６敗といまだ１勝もできておらず、昨季からの未勝利数が10試合となった。この悪い流れを変えるため、清水でプロ生活をスタートしたDF廣井 友信、DF辻尾 真二といった面々には、完封に導くパフォーマンスを期待したい。また、FW山﨑 雅人は山形時代、小林 伸二監督の下でプレーしており師弟対決となる。数々の縁がある今節が、金沢の今季初勝利の場にふさわしいかもしれない。
［ 文：田中 芳樹 ］
今節清水が狙うのは、これまで何度挑みながらも、そのたびにはね返され続けてきた今季ホーム初勝利。もはや、取りつかれたかのように、ホームで勝星を挙げることができない。前回のホーム戦も、「アイスタ」初得点をFW大前 元紀が、追加点をFW鄭 大世が決めながら、勝利を手にすることができなかった。そんな清水にあって今節、カギを握るのは大前だろう。前節北九州戦のゴールで、現時点での得点ランクもトップタイとなっている。劇的ゴールでアウェイ全勝を守った大前が、今季「アイスタ」初勝利を３試合連続となるゴールで導いてくれるに違いない。
一方の金沢。昨季は第９節を終わった時点で７勝２敗と、開幕ダッシュに成功した。しかし今季は、暴風の影響により１試合消化が少ないとはいえ最下位。２分６敗といまだ１勝もできておらず、昨季からの未勝利数が10試合となった。この悪い流れを変えるため、清水でプロ生活をスタートしたDF廣井 友信、DF辻尾 真二といった面々には、完封に導くパフォーマンスを期待したい。また、FW山﨑 雅人は山形時代、小林 伸二監督の下でプレーしており師弟対決となる。数々の縁がある今節が、金沢の今季初勝利の場にふさわしいかもしれない。
［ 文：田中 芳樹 ］
