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清水vs札幌の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2017年11月18日)

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今節で残留確定の可能性あり。勝点3は譲れない!



14位の清水、13位の札幌と、J1残留を争うチーム同士の対戦となった。昨季の明治安田J2でもしのぎを削った両者。清水は札幌に一度も勝てず、札幌はJ2を制し、清水は2位でJ1昇格を決めることになった。今節も熱い戦いは必至だ。

清水は第27節・広島戦、1-1で迎えた後半アディショナルタイムに立て続けにゴールを決められて敗戦。そこから守備の改善が進み、第29節の“静岡ダービー”では0-3と完敗したものの、ほかの3試合(第28節・大宮戦/0-0、前々節・仙台戦/0-0、前節・FC東京戦/0-0)は無失点に抑えるなど変化が見られている。

また大宮戦、仙台戦では守備一辺倒だった内容が、FC東京戦では相手を上回るシュート10本を放ち、決定機も演出するなど、攻撃にも力を割けられるようになった。それには、河井 陽介が開幕戦・神戸戦で負った左アキレス腱断裂という大ケガから8ヵ月ぶりに戻ってきたことで、中盤をコントロールできるようになったことも大きい。

さらに清水にとって心強いのは、鄭 大世の復帰だ。左ヒラメ筋肉離れで約1ヵ月半チームを離れて9月末に復帰したものの、“静岡ダービー”で右膝内側側副靭帯損傷と、ケガが続いていた。ようやくこの中断期間中に行われた練習試合に出場し、今節の出場も濃厚だ。ただ、先発となると難しいかもしれない。前節で2トップを組んだ、金子 翔太と北川 航也も調子を上げており、鄭 大世は途中から試合を締めると見られている。清水はリーグ戦4試合連続で無得点となっており、最後にゴールを決めたのが第27節・広島戦。途中出場の鄭 大世が決めた。たとえ短い時間であっても、ゴールを決めることができる彼の能力に期待がかかる。

今節、清水は3点差以上の勝利を挙げれば札幌と順位が入れ替わる。また、清水が勝利して16位・広島が敗れれば残留が決まるとあって、重要な試合になる。

一方、10月に2勝1敗で勝点6を稼ぐなど勢いがある札幌。9月最後の試合となった第28節終了時点では勝点1差で清水の後塵を拝していたが、現在は勝点3差で上位につけている。

そのリードを作ったのは間違いなくジェイの力だろう。第29節・柏戦、前々節・FC東京戦と2試合連続のマルチ得点。アシストも加えると5得点に絡むという大暴れで10月の月間MVPにも選ばれた。今夏に札幌へ加入し、第19節・浦和戦で加入後初ゴール。ここまで11試合の出場で6得点と、欠かせない選手となっている。そんな中、11月4日の練習中に倒れて病院に緊急搬送された。健康面の不安がないわけではないが、すでに練習は再開している。出場すれば清水に与えるプレッシャーは確実に大きくなるだろう。

札幌は、FC東京戦の勝利がリーグ戦においては今季初のアウェイでの勝利となり、“内弁慶”はようやく解消された。今節に勝利がなくても、広島の敗戦で残留が決まる。それでも、他会場の結果にかかわらず、アウェイ2連勝で、自力で残留を決めたい。

[ 文:田中 芳樹 ]





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