今日の試合速報

右GW2025
右GW2025
チケット購入はこちら

コメントをする

川崎Fvs清水の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2017年4月21日)

一覧へ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ポイントは絶対的エースの出来。鄭大世は古巣との一戦に



翌週にAFCチャンピオンズリーグが開催されるため、川崎Fは今季二度目の金曜日開催のゲームを迎える。今節、6位の川崎Fが等々力で迎え撃つのは9位の清水。2年ぶりとなる両者の対戦。勝利をつかむのは果たして。

前節、アウェイで札幌に苦戦を強いられたのは川崎Fだ。後半に小林 悠がPKから先制点を奪ったものの、ゲーム終盤に都倉 賢のヘディングシュートから被弾。「後半も含めてゲームを支配し、プラス先制点を取った中でドローという結果は残念」と鬼木 達監督が振り返るように、あと一歩のところでチームは勝利を逃し、1-1のドローに終わった。これで2試合連続引き分け。ACLを含めれば公式戦3試合連続引き分けと、川崎Fは勝ち切れない試合が続いている。

ただ、裏を返せば“負けていない”ととらえることもできる。開幕から公式戦で敗れた試合はたったの1つ。得点を奪うということに焦点を当てれば、確かにケガ人が多くいる中で難しさが垣間見える。だが、チョン ソンリョンや谷口 彰悟といった最終ラインの守備は安定しており、しぶとい戦いを続けることで勝点を積み重ねていることは間違いない。

前述した通り、主力にケガ人が多いこともあって、今が我慢の時期であることは明白。少しずつこの状況を良化していくためにも、無失点試合を増やすことで勝点を積み上げていきたいところだ。

一方の清水は、前節に6連敗中の大宮と対戦。こちらもドロー決着で勝点3を逃した。試合の入り方が悪く、先にリードを奪われる展開の中で、後半は攻め続けるも同点止まり。今季二度目の連勝を奪うことはできなかった。ただ、昇格組として7試合を終えた段階で、3勝1分3敗の9位につけている状況は上々。若手とベテランがうまく融合し、抜け目のないチームを構築している。今節は川崎Fをたたき、上位浮上を狙いたいところだ。

2015年以来となる一戦。ポイントとなるのは、両エースの出来だ。ホームチームのエースはもちろん主将の小林。開幕から2試合連続ゴールを奪うと、前節はPKながら5試合ぶりに得点を記録。チームとしても明確な点取り屋がほかに見当たらない状況だけに、小林に懸かる期待は大きい。「最近はあまりシュートも打てていないし、自分の中でいろいろとやることを整理しながらやっている。今は点を取るということが一番チームにとって必要だと思う」と小林。今節はホームでチームを勝利に導く一発が求められる。

対する清水のエースは鄭 大世だ。古巣対決としても注目が集まるストライカーは、ここまで7試合で4発。シュート数もチームトップの20本と最前線で存在感を示している。今節も相手の堅い守備を打ち破って、チームの勝利に貢献できるか。彼の躍動がチームのカギを握る。

結果を出すのはどちらのエースか。金曜日のナイトゲームに互いの意地がぶつかり合う。

[ 文:林 遼平 ]





  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ放送

一覧へ

明治安田J1リーグ 第10節
2025年4月12日(土)14:00 Kick off

旬のキーワード

観戦ガイド みんなで楽しいスタジアムを作ろう!

最新ニュース

一覧へ