山口vs岡山のマッチレポート・動画(明治安田J2リーグ:2024年8月31日)
一覧へ明治安田J2リーグ 第29節 2024年8月31日(土)19:03KO 維新みらいふスタジアム
試合終了
00前半0
0後半2
8SH13
4CK3
12FK21
2
連続で得点を奪った岡山。上位直接対決を制す
台風一過で涼しい風が吹く中で行われた山口と岡山の上位直接対決は、後半に2点を奪った岡山が2-0で勝利した。
山口は前節・長崎戦から先発を3人変更し、岡山も前節・大分戦から3人を変更してキックオフに臨む。
両者ともに良い入りを見せる。岡山はボランチの田部井 涼と藤田 息吹を経由しながら前線にボールを運び、圧を掛けながら相手陣内に押し込んでいく。山口は若月 大和が何度か相手の背後を取り、クロスを送って酒井 宣福がシュートを放つシーンを作る。
一進一退で進む中、18分に田上 大地、28分には佐藤 謙介に警告が出るなど、激しく球際を争ってピッチ上がヒートアップしていくが、両者ともにゴール前では冷静に体を張ってシュートをブロックし、前半をスコアレスで折り返す。
交代なしで入った後半、岡山が立て続けにチャンスを作る。52分、ドリブルで前進した岩渕 弘人が左足を振り抜くが、惜しくもサイドネット。55分、相手のプレスをはがして前線にボールを運んで最後は末吉 塁がシュートを放つが、枠を捉えられず。59分には再び岩渕がシュートを放ったが、GK関 憲太郎にブロックされた。
岡山がペースをつかむ中で62分、山口ベンチが先に動いて3枚代えを行う。65分には岡山が2枚代えを行うと72分、岡山がついにスコアを動かす。柳 貴博が右から入れたクロスを、交代で入ったルカオが打点の高いヘディングで合わせてゴールを決めると、77分にはルカオが再びゴールネットを揺らし、岡山が一気に2点をリードした。
アディショナルタイムは4分。山口は1万人以上の大声援をバックに最後まで攻め込んだが、最後まで岡山の牙城を崩せずにこのままタイムアップを迎えた。
[ 文:田辺 久豊 ]