横浜FMvs札幌の監督コメント(明治安田J1リーグ:2024年8月7日)
一覧へ明治安田J1リーグ 第25節 2024年8月7日(水)19:33KO 日産スタジアム
試合終了
32前半1
1後半1
12SH11
3CK4
17FK14
2
-
4'エウベル
31'ヤン マテウス
51'アンデルソン ロペス -
13'浅野 雄也
58'菅 大輝
横浜F・マリノス横浜FM
[ ジョン ハッチンソン監督 ]
まず、この勝利をうれしく思います。最後まで戦い抜く姿勢を見せてくれた選手に「おめでとう」と言いたいです。3点とも素晴らしいゴールで、クラブが目指すスタイルを見せられました。しかし、2失点は残念です。札幌は最下位ですが、素晴らしいチームであることは間違いありません。サッカーは何が起こるか分からないですし、彼らのサッカーを見せたと思います。良いサッカーができた中、自分たちからこのような失点をなくさないといけません。決める場面で決め切らなければ、難しい展開となります。練習から修正し、次に向かいたいです。今日出なかった選手やメンバーに入らなかった選手も日々、手を抜いていません。それを続け、ポジションを奪うために戦うことが大事だと思っています。そして、良い部分を伸ばしていきます。
--2連勝中だった中、GKを変更した理由を教えてください。(飯倉)大樹が素晴らしいプレーをしてくれたのは自分たちも見ています。彼は選手としても人間としても素晴らしいキャラクターを持っています。練習から手を抜かず、ハードなトレーニングを行っています。出ていようが、ベンチにいようが、彼の存在はすごくチームに勇気をもたらしてくれます。一方、ポープ(ウィリアム)はポジションを奪うため、練習から日々努力していました。そして今日、ポープに決めたことは間違っていなかったと思います。ただ、(次節・)神戸戦は誰が出るかを決めてはいません。GKのポジション争いは激しさを増していますし、一人ひとりが切磋琢磨していると感じています。
--終盤、攻め込まれた要因をどう見ていますか?簡単に相手にボールを渡してしまう場面がありました。気持ちを緩めない自覚が大切です。ボールを持ち続けている中でも選択を誤れば、相手に奪われ、大きなスペースを使われます。ラスト10分の中で難しさはありましたが、選手たちも最後の最後まで戦っていました。喜田(拓也)や天野(純)、井上(健太)、宮市(亮)、そして(アンデルソン)ロペスも戻って守る姿勢は見せました。札幌が強さを見せた中、最終ラインとGKが強さを見せることができたと思いますし、守り切ることができました。もちろんキツい時間帯はなくしたいです。自分たちが保持をし続けて、相手に何もさせないことを目指したいですが、サッカーでは守らなければいけない時間帯はどうしてもあります。
北海道コンサドーレ札幌札幌
[ ペトロヴィッチ監督 ]
5得点が入ったという意味では、見ている方々にとって面白いゲームだったと思います。われわれは慎重に入り過ぎたのか、立ち上がりの早い時間帯に失点をしてしまいました。その後、自分たちがペースを取り戻す中、同点に追いつくことができました。近藤 友喜選手が抜け出した場面では、GKもかわし、ゴールが空いていたと思うのですが、ポストに阻まれてしまいました。それが決まっていればわれわれがリードする展開になりましたが、残念ながら決め切れませんでした。逆に同じような形で背後に走られ、それを決められて2-1で折り返しました。
後半に入って、もう一度自分たちのやるべきことを確認して入った中、また同じような形でヤン マテウス選手に背後に抜けられて3失点目をしてしまいました。そこがゲームを難しくしてしまった。ヤン マテウス選手に背後を取られて失点をするのは繰り返してはいけなかったと思います。
ただ、その後2-3と1点を返した中、選手交代を含めて、同点に追いつくべく、最後まで戦ってくれたと思いますし、相手に十分圧力を掛けてくれました。同点に追いつくチャンスもあったと思いますが、残念ながら決め切れず、敗れてしまいました。選手たちは非常にあきらめず、ポイントを取るために全力で戦ってくれました。その姿勢は悪くなかったのですが、安い3失点だけは悔やまれますし、もったいなかったです。そこ以外は強く質の高いマリノスに対し、われわれの良さ、強さを出せたと思います。