【公式】東京Vvs清水のマッチレポート・動画(J1昇格プレーオフ:2023年12月2日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)

今日の試合速報

スーパーカップ2025
スーパーカップ2025

コメントをする

東京Vvs清水のマッチレポート・動画(J1昇格プレーオフ:2023年12月2日)

一覧へ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J1昇格プレーオフ 決勝  2023122日(土)14:06KO 国立競技場

国立が用意したドラマ。最後の切符を手にしたのは、東京V


今季、J2からJ1に昇格する最後の椅子を懸けたJ1昇格プレーオフの決勝戦。東京Vと清水の一戦が、53,264人が集った国立競技場で行われた。

序盤は、清水が押し気味に進めた。3分、山原 怜音が蹴った左サイドからのFKは良い軌道でゴール前に向かったが、うまく味方が合わせられない。そこからはチアゴ サンタナが強さと高さを生かして起点となり、攻め入っていく。8分、山原が蹴ったCKはカルリーニョス ジュニオの頭に合ったが、枠を外れた。

東京Vは、10分過ぎから冷静にボールをつなげられるようになる。16分、森田 晃樹のクロスを染野 唯月が合わせるが、枠の上。25分には森田が乾 貴士からボールを奪った流れで、最後は染野がシュートを狙った。

29分に清水・乾、39分に東京V・谷口 栄斗と、FKから両チームがシュートチャンスを得たが、流れの中から好機をつかめない。40分過ぎからは清水が攻め込んだが、東京Vの集中した守備もあってゴールは割れず。スコアレスのまま前半を折り返した。

後半、良い入りをしたのは東京Vだったが、清水はカウンターから48分にチアゴ サンタナがヘディングで合わせる。そこからは乾が低い位置でボールを引き出し、清水がボール保持を図る。ただ、そこで東京Vのボールハンター・宮原 和也が何度もボールを奪い、ペースを握らせない。

しかし61分、森田がペナルティーエリア内でハンドを取られ、清水がPKを獲得。63分、チアゴ サンタナが左足でゴール右スミに決めて先制を果たした。

その後、5バック気味に守る清水に対して、東京Vも選手を入れ替えながらボールを保持して攻めていく。それでもシュートまでなかなか至らないまま時間が過ぎ、8分と掲示されたアディショナルタイムだった。後方からのボールを受けた染野がエリア内で倒され、PKの判定。これを自ら右スミに決めて、同点に追いついた。同点ということは、リーグ戦年間順位で上位の東京Vの勝利を意味する。

清水は残り少ない時間でなりふり構わず攻めたものの、いかんせん時間がなかった。1-1のままタイムアップして、東京Vが2008年以来となるJ1の舞台への切符をつかみ取った。

[ 文:田中 直希 ]
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

観戦ガイド みんなで楽しいスタジアムを作ろう!

最新ニュース

一覧へ