甲府vs大宮のマッチレポート・動画(明治安田生命J2リーグ:2023年5月27日)
一覧へ明治安田生命J2リーグ 第18節 2023年5月27日(土)14:03KO JIT リサイクルインク スタジアム
試合終了
51前半0
4後半1
12SH12
3CK5
16FK8
1
70分以降に3得点。終盤の猛攻で甲府が5-1の対照を収める
70分頃まではどちらにもシーソーが傾くような内容だったが、ピーターウタカの前線からのプレスや大宮のミスで73分、77分に甲府に得点が入ると一気にシーソーが傾き、最後は三平 和司のダメ押しゴールで甲府が5-1で勝利した。
原崎 政人監督が就任して2試合目の大宮。立ち上がりに押し込んで2分に高柳 郁弥に決定機もシュートは枠の上。甲府としてはヒヤリとする場面だったが、8分に今季初先発のジェトゥリオが左サイドからふわりと上げたクロスをピーターウタカが折り返し、これを武富 孝介が押し込んで甲府が先制。その後は大宮が主導権を持つ時間が長くなったが、決め切れない。14分には浦上 仁騎のロングボールからチャンスを作り、富山 貴光の前にこぼれたが決められず、前半は1-0と甲府リードで折り返す。
後半、大宮は泉澤 仁をスタートから起用するが、47分に甲府の須貝 英大がペナルティーエリアの外からミドルシュートを決めて、2-0とリードを広げる。しかし、59分に大宮は左サイドで泉澤が元チームメートの関口 正大との1対1を“ゼロヒャク”でかわして上げたクロスを富山が頭で決めて、2-1。大宮にとっては勇気をもらえる1点差だったが、73分と77分に甲府のプレスに大宮のディフェンスラインがミスをして、ショートカウンターのチャンスを与えてしまう。このチャンスをピーター ウタカが二度とも決めて、点差は3点に広がってしまった。そして、88分には途中出場の三平 和司がもう1点決めて、甲府が得失点差で大きく前進できる5-1の勝利を収めた。
[ 文:マツオ ジュン ]