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横浜FMvs広島のマッチレポート・動画(明治安田生命J1リーグ:2022年7月6日)

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注目の上位対決。3発快勝の横浜FMが連勝を『6』に伸ばす



ともに中3日で迎える首位・横浜FMと4位・広島の上位対決。ホームチームは前節・清水戦から3人を入れ替える。高卒ルーキーの山根 陸と小池 裕太が広島との前回対戦以来、3カ月ぶりに先発したほか、ディフェンスラインにはエドゥアルドが5試合ぶりにスターティングリストに名を連ねた。公式戦9連戦の6戦目となる広島は3-0で快勝した前節・磐田戦と同じメンバーをピッチに送り込んだ。

『声出し応援運営検証対象試合』となったこの一戦。日産スタジアムには2020シーズンのリーグ開幕戦以来、実に約2年4カ月ぶりにチャントが戻ってきた中、開始のホイッスルを迎える。すると、立ち上がりは高強度、ハイテンポの応酬で目まぐるしく攻守が入れ替わる。

そこで流れをつかんだのはホームチーム。徐々に敵陣でのポゼッションを高めていくと、5分、水沼 宏太が送ったクロスに対し、荒木 隼人のクリアはあわやオウンゴールというコースへ。反撃に出たい広島だったが、DFやGKのロングフィードの精度を欠き、盛り返せない。

それでも広島は相手GK高丘 陽平の縦パスのカットから満田 誠のファーストシュートを皮切りに盛り返していく。今度は森島 司が間に入りながらリズムを作ると、19分の森島、20分の満田など立て続けのフィニッシュを放つもネットを揺らすことができない。23分にはCKからファーで東 俊希が合わせるもシュートはサイドネット。好機を決められない。

すると、受け身になっていた横浜FMだったが、ワンチャンスをモノにする。オープンな右サイドまでボールを運ぶと、しっかりと中の状況を見極めた水沼はファーを狙うと、そこに走り込んでいた小池 裕太がしっかりと押し込む。その後も広島はシュートまでは持ち込むものの、決定機までは作れず、ハーフタイムを迎える。

先にアウェイチームのベンチが動く。後半開始と同時に藤井 智也を投入する。最初にチャンスをつかんだのはその広島。47分、満田のクロスをナッシム ベン カリファが左足で合わせるもポスト右を抜けていく。

横浜FMも57分、2枚代えを敢行する。すると、その交代で入った小池 龍太と宮市 亮がすぐさま結果を出す。左で受けた宮市が逆の水沼に大きく展開すると、後ろのスペースに入った小池 龍太のクロスから最後は西村 拓真が押し込んでリードを2点に広げる。

その後は両者ともに交代カードを切りながら試合を進める中、徐々に前がかりになった広島の裏にスペースができ始める。横浜FMは広島の両サイドのクロスをしっかりと防ぎ、カウンターが徐々に効き始める。

すると、後半アディショナルタイム、右サイドを抜け出した途中出場の仲川 輝人がGKとディフェンスラインの間に送ったクロスに合わせたのは宮市。ファーから内に走り込み、右足で放ったシュートが、クロスバーの下を叩いて枠内に収まった。

注目の上位対決は終わってみれば、横浜FMの3発快勝。昨年7月以来、1年ぶりの6連勝を飾るとともに、勝点を『43』に伸ばし、首位固めに成功した。

[ 文:大林 洋平 ]
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