本日、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)より、クラブライセンス交付第一審機関(FIB)決定による2014シーズンクラブライセンス交付の発表があり、水戸ホーリーホックに、「J2クラブライセンス」が付与されることとなりましたので、ご報告申し上げます。
皆様からの多大なるご支援・ご協力によりまして、昨年に引き続き、2014シーズンクラブライセンスでも、クラブ経営上の指導やB等級基準未充足もなく、交付判定を受けることができました。皆様のご支援・ご協力に心より御礼を申し上げます。しかし、既に7月30日にもご報告させていただきました通り、ホームスタジアムとして現状のケーズデンキスタジアム水戸(入場可能数10,136人)を申請させていただいたため、J1クラブライセンスに必要な入場可能数15,000人(及び増席に伴い必要となる諸設備)を満たす申請とはなっておりませんでした。これまでも、J1クラブライセンスに向けてあらゆる方面から努力を続けてまいりましたが、2014シーズンクラブライセンスにおきましても「J2クラブライセンス」が付与されることとなり、従って今シーズンのJ1昇格及びJ1昇格プレーオフへの出場をすることができません。チームも6位以内を目指せる順位におり、ホームゲームでも昨年以上のお客様にご来場いただいており、皆様の期待を背負っている中でこのようなご報告となってしまい、ご支援・ご協力をして下さっている皆様、応援して下さっている皆様に、大変申し訳ない気持ちでございます。
しかし、少しでも早くJ1クラブライセンスが付与されるよう、今後もホームタウンである水戸市と連携をとりながら、精一杯努力を続けてまいります。6月に高橋靖水戸市長が平成25年第2回水戸市議会定例会において、第1種公認陸上競技場及びJ1クラブライセンス取得スタジアムとしての整備を第6次総合計画(平成26年度から平成35年度)に位置付けると答弁いただき、また7月には第6次総合計画・骨子「素案」の中で10年間の計画期間のうちおおむね前半5年以内に一定の成果を上げることを目指す、と表明いただきました。さらに、平成25年第3回水戸市議会定例会におきましても、第1種公認陸上競技場やJ1クラブライセンス取得スタジアムを目指し、観客席、トラック、フィールド内の芝生面などを総合的に整備することを第6次総合計画に位置づけ、早期改修を進める、と答弁いただきました。また一方で、サポーターを中心とした皆様がケーズデンキスタジアム水戸の早期改修を求める会を発足して、署名活動を行って下さっております。当クラブといたしましても、引き続き、地域に根差した活動に全力を注ぎながら、毎試合スタジアムにたくさんのお客様をお迎えし、チーム強化に邁進し、J1に相応しいクラブ作りを行ってまいります。どうか皆様も現状をご理解いただき、お力をお貸しいただけたらと存じます。今後とも、更なるご支援・ご協力を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。
株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック
代表取締役 沼田 邦郎
以上
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