弊社は、2011年1月31日に社団法人日本プロサッカーリーグ（Ｊリーグ）公式試合安定開催基金より3,000万円を借り入れました。本年度、10月31日が返済期日となっており、この度、本日10月20日に借入金を社団法人日本プロサッカーリーグへ全額返済いたしましたので、ご報告申し上げます。

平素より弊社に対し、多大なるご理解・ご支援を賜り厚く御礼を申し上げます。

さて、本年1月31日に「社団法人日本プロサッカーリーグ（Jリーグ）公式試合安定開催基金」からお借りした3,000万円につきまして、今月31日が返済期日となっております。その返済につきまして、ご説明を申し上げます。

1月16日に公式試合安定開催基金からの借入を発表させていただいてから、たくさんの方々にご支援をいただき、本日10月20日、Jリーグへ借入金を全額返済させていただきましたことを、ご報告申し上げます。ご支援下さった多くの皆様に、心より感謝申し上げます。

本日借入金の返済ができましたのは、増資にご協力くださった皆様、スポンサー契約をして下さった皆様、募金を寄贈して下さった皆様、試合を観戦して下さった皆様、応援して下さった皆様、たくさんの皆様のご支援ご協力のお陰でございます。3月11日に東日本大震災が発生し、地域の皆様も甚大な被害を受け大変な状況の中、弊社に多大なるご支援を下さったことに深く感謝申し上げると共に、ご支援下さった皆様のお気持ちに1日も早くお応えできるよう、感謝の気持ちを忘れずに、誠心誠意努力してまいります。

今後弊社が、地域にとって絶対的な存在となり、支援して下さった皆様、地域の皆様のお気持ちに報いるためには、盤石な経営基盤を築き、営業収入を伸ばし、チームを強化し、環境を整え、地域との連携を深めることが重要であると考えております。

そのためにもまずは、2013年度に導入される「クラブライセンス制度」にむけての準備を進めてまいります。クラブライセンス制度は、ソフト・ハード双方におけるクラブの基盤強化を促進し、サッカー界全体の安定性と持続性の向上を目的としており、これまで以上に厳しい審査となります。まずは経営基盤の安定に向けて、本年度もう一度増資の実施をすると共に、2011年度の決算を黒字にいたします。

また同時に、地域との共存共栄を最優先に、地域にとって何が最適なのか、弊社が地域の中でできることは何かを常に考えながら、より地域に密着し、より地域に貢献できるような活動を行ってまいります。そして、弊社が理念として掲げる「真の市民クラブとして皆様から愛され、誇りに思っていただけるクラブに」を必ず実現いたします。

この度は本当にありがとうございました。ご支援下さった皆様に厚く御礼申し上げます。
また、最後となりますが、先日ケーズデンキスタジアム水戸の修繕工事が終了し、16日の試合より、メインスタンドにお客さまをお迎えすることができました。予定よりも大幅に早い完成にご尽力下さいました自治体の皆様、工事関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック
代表取締役社長 沼田邦郎

Ｊリーグ公式試合安定開催基金の返済について
1．借入種類 公式試合安定開催基金
2．借入金額 30,000,000円
3．借入日 2011年1月31日
4．返済日 2011年10月20日（当初予定2011年10月31日）

以上