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2007年度チーム編成方針・コーチングスタッフ体制について(06.12.28)

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懸案となっておりました以下の件については、今秋以降、検討を重ねてまいりましたが、今シーズンの全日程を終了したことを契機に、発表するに適切な時期と判断致しましたので、ご参照ください。

なお、当該人事につきまして、サポーターやファンの皆様には、ご報告が遅きに失した感があったことをお詫びいたします。

1.2007年度チーム編成方針

*大量補強によるチーム力の維持という基本方針を改め、無理のない新陳代謝を進めるため、若手、中堅、ベテランによるバランスのとれたチーム編成とする。
*得点力向上を狙いとしたアグレッシブなサッカーを目指す。
*若手の育成とゲームでの積極的な起用を行う。


・2年連続のチーム成績の低迷を厳粛に受け止め、選手やゲームの評価をシビアに行った。その結果、選手の高年齢化に伴う、負傷者の続出、戦術の度重なる変更、堅固なチームワークの乱れといった問題点が浮き彫りになった。

・2002年以降、経験豊富な外国籍選手や日本代表クラスの即戦力の補強を行ってきたが、チーム成績が向上する一方、若い選手が入団を躊躇するケースも散見され、世代の新陳代謝が円滑に進みづらくなる弊害も生じてきた。

・こうした兆候に歯止めを掛けるべく、ここ数年下部組織のコーチングスタッフやスカウト体制を強化してきた結果、優秀な若手選手が昇格出来るようになった。加えて、ここ2年の低迷もあり外部からも優秀な若手選手を獲得することが出来始めた。

・来年度のチームは、若手、中堅、ベテラン選手との混成チームとし、円滑な新陳代謝を図っていく事がチーム強化の重要なポイントになる。但し、3年連続の低迷は何としても回避する事も一方では重要な課題と認識している。

・以上を踏まえ、これまでの実績のある中堅主体のチーム編成から優秀な若手選手の積極的な起用を視野に入れたチーム編成とし、それを実現できるコーチングスタッフ体制とした。従って、コーチングスタッフ達には若手の早期戦力化と世代の異なるチームを取りまとめていくチームワーク、情熱、経験の共有化を要求している。


2.2007年度コーチングスタッフ体制

2-1 体制検討上、考慮した事項
・リーグ戦チャンピオンを目標に目前の1勝を追求した結果、戦術の度重なる変更や実力の読める選手、いわゆる中堅、ベテランを軸とした選手起用の比重が高まった。

・上記にこだわり過ぎた結果、クラブやチームに対するロイヤリティーの欠如、チームワークの変化、選手個々のモチベーションやコンディションの低下というチーム力を判断する上で重要なファクターに対する感度を低くめた。

2-2 基本方針
*選手層の世代の広がりに対応して、これまで以上に、敏感かつ広範囲なチーム状態の把握を行う。

*今まで以上のスピードで若手選手の育成(入団3年目までの選手をメド)が出来る情熱と実績、経験を持った体制とした。

*ここ数年課題とされていた「攻撃力のアップ」「攻守の切り替えの早さ」といった基本戦術をブラッシュアップしていくために、攻守を問わず、より高いコーチングスタッフの連携が図れる体制とした。

*以上3点について、同じ考えを持った本音のコミュニケーションが出来る組み合わせとした。

3-3 主要ポスト

監   督:早野 宏史
コ ー チ:水沼 貴史              
コーチ(GK):松永 成立
コ ー チ:高橋 真一郎

・次期監督の選定にあたっては、これまで水沼前監督がチャレンジしてきた攻撃サッカーや新陳代謝の促進を継承できる体制とした。

・ゲームプランやトレーニングメニュー、コンディショニング等のチームマネジメントについて、監督、コーチが各々の知識、経験を生かし相互補完できることを第二要件とした。
・上記によるマネジメントパフォーマンスの相乗効果を図れるよう十分なコミュニケーションがとれる体制とした。

・コーチ陣の役職名称は特に定めず、名称は監督、コーチとしそれぞれの職責を持って役割を明確にする。


3.個別人事

★監督:早野宏史
・マリノス生え抜きであるとともに、ガンバ大阪、柏レイソル、及びメディアでの仕事を通じ、クラブを内外から見極めることが出来ることに加え、強化部時代のフロント業務にも精通していることから、フロントとのコミュニケーションを密にしながら、方針に則ったチームマネジメントを行っていけるものと判断した。

・クラブ、チームを熟知していることや、自らも日産サッカー部の黄金時代に籍を置き、若手としてベテランとして選手の経験を背景に、指導者として攻撃陣を中心にあらゆる世代の育成を手がけてきた。

・具体的な戦術は、攻撃的なサッカーを目指し、それが現状のサッカーを継承していくことになる。

★コーチ:水沼貴史
・今年のシーズン途中の監督交代という緊急事態においても、限られた時間の中で選手の特徴を生かしながら、大胆な若手の起用、攻撃的なゲームプランへの変更など、来シーズンの浮揚につながる様々なことにチャレンジしてきたことは大いに評価している。

・来シーズンは、マリノスタウンの完成に伴い、今までのトレーニング環境が1箇所に集中することから、ユースを含めたトップの若手選手を中心に指導を行うことで、チーム全体のレベルアップを図り、長期レンジでの若手選手のボトムアップを主たる役割とする。

・具体的にはユースとトップの連携と交流。飛び級を含めた質のいい若手選手の起用などチーム内に競争意識を与えることを期待している。

★コーチ:松永成立
・マリノス生え抜きながら、選手、指導者として他クラブでの経験が豊富であり、早野氏同様に客観的に当クラブを見据えることが出来るため、GKの指導だけにとどまらず、チーム全体に対しての厳しさや規律の重要性を指導していくことを期待している。

・大きく世代交代を図った中で若手GKの育成には、彼のこれまでの実績が大きく寄与するものと判断した。

★コーチ:高橋真一郎
・日産サッカー部生え抜きという同じアイデンティティーだけでチーム運営が決まっていく事に対する牽制機能はもとより、ここ数年の当クラブにおける若手選手の指導実績、並びにチーム戦績を評価し、本体制への包括的サポートを行う。

・特に、指導の分かりやすさという彼の利点を生かし、戦術の徹底、個々の選手への対応といった監督のサポートを行うことにより、チームが常に同じベクトルに向かって進んでいくことを要求している。


4.2007年度強化方針

チームスローガン「Scramble Attack」(緊急発進攻撃)

4-1 目指すサッカー
・常にアグレッシブでゴールへの意欲をもって「得点力向上」を第一義とする。

・体力、精神力に裏付けられた攻撃的で見ているものをワクワクさせるサッカーを行う。

・豊富な運動量と個人の豊かな創造力に基づいたプレーの精度を向上させる。

・これまで築いてきた最後まであきらめない強いメンタリティを継承していく。

・短期的な結果と長期的な強さの両立を追求する。


4-2 チームマネジメント
以下をもって「結束力の向上」を図る。
・チームのベクトルを一つの方向に持っていく際、ゲーム、トレーニング、オフタイムを問わず、それを阻害している選手やコーチングスタッフへのペナルティを厳格に行う。

・チーム内のルールやモラル維持を徹底し、もってメンタリティの強さと結束力の重要性をチーム内に植え付けていく。

・チームのみならずフロントも含めたクラブ全体が一体感をもって戦い抜けるよう、これまで以上に強化を含めたフロントとのコミュニケーション密度を上げていくスキームを早急に確立する。


5.具体的なチーム編成

・補強、フォーメーション、個々の選手のポジショニング等については、新コーチングスタッフとのミーティングを重ねながら別途決定する。

以上
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