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【J1:第32節 F東京 vs 湘南】ランコポポヴィッチ監督(F東京)記者会見コメント(13.11.23)

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●ランコポポヴィッチ監督(F東京):

「コンバンハ。前半に関しては文句がつけようがない内容だった。高校生相手でも、ああやって前半を通して攻め続けることは難しい。ましてやJリーグの相手に試合をコントロールできたことは非常によかったと思います。試合前からボールを動かして攻撃する、主導権を握って戦うことは予想できた。ただ、精度の高いカウンターを相手は持っているので、そこの部分はしっかりと十分に警戒して試合に入った。前半に関しては、相手のカウンターに対してもケアしていたし、チームが連動してやるべきことはハッキリしていた。後半の頭に、ミスが続いた時間から流れを明け渡してしまった。その時間帯からの問題点は、相手が前半と違って少し前からプレッシャーをかけ てきて慌ててしまった。うちのラインを必要以上に下げてしまったということもそれを招いた理由の一つです。うまくいかない時間帯に、失点したが、その後、チーム全員が点を取りにいくという意志をハッキリと見せた。同点に追いつき、逆転したことにチームの成長を感じることができます。勝点3を奪うことを疑わずに戦った結果だと思います。選手のプレーに相応しい結果だったと思います。今日のベンチから試合に入った選手もそれぞれ役割を果たしてくれた。選手に常々、何分出たかが重要でなく、何をやったかが大切だと伝えてきた。まさに今日、交代で入った選手たちはその言葉をピッチでプレーで示してくれた。サポーターの皆さんがつくり出してくれた雰囲気も最高だった。良いサッカー良い 結果を得られて良かった。こういった攻撃的なサッカーは日本のサッカー界に必要なことだ。こういった魅力的な人を惹きつける試合をどんどんやっていかなければいけないと思います」

Q:前半は湘南がわざと攻めさせていると感じませんでしたか?
「相手が引いて守ってカウンターという狙いであったのであれば、前半はカウンターを受けてどうだったという場面はありませんでした。引いている相手に対して自分たちがどう攻撃をしていくのかということに関しては、昨シーズンから取り組んでいたことでもあります。私からすれば、相手に持たされていたという印象はありません。ボールを持ちながらも、相手の足を止めるためにボールの動かしていた。ゴールを割れませんでしたが、チームは連動してアクションを起こしてという意図は表現できていた。ただ、90分を通して相手陣内で攻め続けることは不可能に近いと思います。そういったところで集中力の問題もゲーム中の流れに関わってくる。そういったところで相手に主導権を握られた時間帯もあったかもしれません。その中で結果につなげられたことは評価できると思います。相手は、彼らの人生のすべてを懸けて戦ってきた一戦だったと思います。簡単な試合になるとは試合前から思っていませんでした。1対1になってからの最後の10分間は、相手は引き分けでは残留できないから前掛かりになることは分かっていた。その中で3バックに変更してネマニャを生かせるように、2列目から背後を狙えるように、ゴールを奪える選択をしました。だからこういう話をしても、この理屈は通ると思っています。結果論であれば、何でも言えるのが私の感想です」

Q:勝負弱いという評価もありますが?
「結果に関しては、求められていたことにそれほど相違はないと思います。後は、どういうスタイルのサッカーをして結果を求めていくかにこだわりつづけてきた。紙一重のところで勝てなかった試合に勝っていれば、どういう順位にいたかも結果に影響してくる。そういう試合を落としてきたのは事実です。監督としてやらなければいけないのは、そのチームのクオリティを最大限に引き出して戦うことだと思っています」

Q:カウンターへの対応については。
「私はカウンターを食らわないことを考える人間です。対応を食らった後を考えるよりも、すべての時間で攻撃することを優先的に考えます。カウンターを食らっても、どういう形でも奪い返して攻撃に転じるのが私の哲学です。オシムさんが(ポポヴィッチ監督が現役時代の)監督だったことは皆さんご存知だったと思います。オシムさんが現役時代の私たちに言ったことがあります。『そんなにカバーのことばかりを考えていたらこちらは20人いなければいけないじゃないか』。私はその意味がよく分かりました。私が現役時代は1対2の数的不利な状況であっても、自分が不利だなんて思ったことはなかった。私が現役時代にその状況を問題なくクリアできたのだから、もっと能力の高い森重たちが怖がる必要はない。もっと自信を持たなければいけない。私は、現役時代にチャンピオンズリーグに3年連続で出場しましたが、クオリティ的に彼らよりも勝っているとは思っていない。ただ、私は彼らよりも自分を信じていました。もっともっと勝つと最後まで思っていた。それを彼らにもっともっと伝えたい。試合は負けないために戦うのでは進歩はない。常に勝つためにトライしなければ進歩などないと思っています」

以上
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