●マルチェロ リッピ監督（広州）
「私はまだ決まったとは思っていません。柏もベストを尽くしてくるだろうし、試合をひっくり返そうとしてくるでしょう。サッカーは何が起こるか分かりませんから、明日は勝ちに行きます。インテリジェンスを持って戦わなければならない。先ほども言ったように、何が起こってもおかしくない。特に前半の集中力が大事だと思います」

●チョン チー選手（広州）
「第１戦でリードを持って帰ることはできました。でも準決勝なので相手は強い。ベストを尽くさなければいけないと思います。クレオとは一緒にプレーしていたから、彼のことはよく知っていますし、彼も我々のことをよく知っています。監督の戦術に沿って戦うだけです。国民の祝日で注目が大きいけど、プロとして冷静に落ち着いてプレーしなければいけないと思います」

Ｑ：インテリジェンスを持って戦うとはどのようなことですか。
●リッピ監督
「３点のアドバンテージはあっても、相手次第でどうなるかは分かりません。こういうホーム＆アウェイはだいたい２試合目で結果が決まるものです。まだあと１試合あるし、相手を勝たせないようにするのはいつもどおり。それで結果がどう出るかを見てみましょう」

Ｑ：もう１試合の準決勝はチェックしていますか。
●リッピ監督
「今までの相手はチェックしてきました。ソウルの第１戦も見ました。今の時代、そういう秘密、隠し事は何もできません。ここまで来ると、お互い相手チームのことは何でも知っているでしょう」

Ｑ：クレオ選手は脅威になりますか。
●リッピ監督
「クレオが脅威にならないことを願っています。そうならないように抑えたい」

Ｑ：監督はなぜ中国のクラブの監督を引き受けたのですか。
●リッピ監督
「オファーが来たから引き受けました。監督、指導者だけじゃなくてマネージメントの部分も任されてやってきています。私がこちらに来てからチームは成長しているし、今年の最初に立てた目標はだいたい達成できています。一定のレベルまで来たので、これを続けていきたい」

以上