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【J2:第33節 徳島 vs 山形】プレビュー:11試合負けなしの徳島と7試合負けなしの山形。佳境に入ったリーグ戦。今後へ勢いを加速させるべく、勝ち切るのはどちらか!?(13.09.16)

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11試合負けなしの徳島と7試合負けなしの山形。現在、J2で最も勢いのある両チームが、徳島のホーム・鳴門大塚で激突する。

好調の両者だが、山形にとっては、この間、さらに勝点を上積み出来た、との思いも強いだろう。2勝3分と無敗で乗り切った8月も、3つの引き分けは全て1-0と先制した展開から追いつかれている。追加点を目指すのか、守り抜くのか。勝っている時の試合の進め方に甘さを抱えていることが結果からも伺える。ただし、直近のリーグ戦2試合では複数得点を奪った上で連勝を果たしており、その歯車は徐々に噛み合い始めた。今節、徳島に勝つことで、掴みかけた手応えをさらに膨らませたい。安定感という意味では山形を上回る徳島も、前々節の第31節・京都戦は92分に追いつかれてドロー、天皇杯2回戦の熊本戦でも、先制した後1-1とされ、PK戦までもつれ込んだ末に敗れた。「まずは先制点を取ることが一番だけど、今は2点、3点と追加点が取れていないので、そこも目指していきたい。1点では何が起こるか分からない」とキャプテンの斉藤大介も話す。どちらのチームにとっても、先制した後の試合運びはこの試合のポイントになる。

昨季、小林伸二監督が徳島の監督に就任したことで、徳島対山形は特別な意味を持つカードになった。しかし、今節は、天皇杯2回戦で退席処分を受けた小林監督はピッチで指揮を執ることが出来ない。遠路、山形から駆け付ける山形サポーターにとっても残念なニュースだろう。とは言え、代わりに指揮を執る長島裕明コーチも山形にとっては思い出深き人物。小林監督との2人3脚で、2008年にJ1昇格を成し遂げ、その後2年間に渡ったJ1での戦いを支えた。古巣との対戦を前に長島コーチは、「今でも、試合を見る機会は他のチームに比べると多い。自分が指揮を執る時に相手が山形ということも何かの縁。面白いなと思う」と率直な胸の内を明かす。現在の山形については、「力がある。今はたまたま僕らが上の順位にいるけど、終わってみなければ分からない。小林監督や僕がいた時より攻撃的なサッカーを求めている。それは簡単なことではないけど、見事にそういうチームを作り上げている」と称賛する。ただし、スカウティングに長けた指導者であるだけに、その分析力を生かした戦い方はすでに頭の中に描かれていることだろう。

今節の両チームには、“出場停止によるキーマン不在”という共通項もある。徳島は、11戦負けなしの間、全ての試合においてボランチでコンビを組んだ濱田武と柴崎晃誠が揃って出場停止。山形は、前節2得点を挙げ、第29節の神戸戦でも3得点全てに絡む活躍でチームを勝利に導いた伊東俊が同じく出場停止だ。3人とも現在のチームには欠かせない存在なだけに、不在の影響を最小限で抑えた方が勝利に近づくとも言える。「監督が不在だったり、ダブルボランチやフク(福元洋平)が出場停止だったりするけど、そういうことも乗り越えていかないと昇格出来ない。ピンチはチャンス」とは長島コーチ。11戦負けなしの間も、徳島はセンターバック陣にケガ人が重なり、試合ごとにメンバーが変わった。松井謙弥が離脱した間、ゴールマウスに立った長谷川徹が大活躍を見せた試合もあった。そうやって何度も危機を乗り越えてきた。今節も、問われるのはチーム一丸の姿勢だ。

今節は長崎対神戸や千葉対京都など、他会場で上位同士の直接対決が組まれているだけに、両チームとも、この1戦が持つ勝点3の意味は大きい。負けなし記録を伸ばし、目標であるJ1昇格に向かって力強く歩みを進めるのはどちらか!?

以上
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