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【J2:第21節 千葉 vs 東京V】プレビュー:前節は試合運びという課題が残った両チーム。千葉は東京Vのプレスをかわすパスワークとミドルシュートで貪欲にゴールを狙いたい。(13.06.28)

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千葉は徳島と対戦した前節(第20節)は2−1(千葉の得点者は兵働昭弘と伊藤大介)で接戦を制し、5試合ぶりの勝利を収めた。J2リーグ前半戦の最後のゲームの今節は、前節の収穫や課題を生かして勝利という結果を出し、いい流れでJ2リーグ後半戦を迎えることができるかがポイントとなる一戦だ。

前節の千葉は第19節(横浜FC戦)で負傷した佐藤勇人に代わって伊藤がダブルボランチの一角に入り、田中佑昌に代わってスタメンとなった大塚翔平がトップ下に入った。伊藤がボールを多く触ってリズムを作るだけでなく機を見て前に出て行き、積極的にミドルシュートを打ったこと、そして選手と選手の間に入る動きや細かく動いての味方のサポートがうまい大塚の存在もあって、前半は効果的なパスワークからのチャンスメークができた。ただし、それは徳島のプレッシャーが厳しくなかったからでもある。東京Vがボールホルダーにかける連動したプレスをうまくかわすパスワーク、そのための3人目、4人目の動きが必要だ。前の選手を追い越すプレーでマークを剥がし、貪欲にゴールを狙いたい。

また、前節は先制点となった兵働の無回転のミドルシュートばかりでなく、前述の伊藤、そしてセンターバックの山口智までもがミドルシュートを打った。今季の千葉はボールを持ててもシュートが少なく、シュートを打たないでいるうちにボールを奪われてピンチになりやすい。ましてや東京Vは第20節終了時の失点数が18で、J2リーグ最少のG大阪の16に次いで少ない。しっかりと守られた時こそ、千葉は思い切ったミドルシュートも必要だ。

前節の栃木戦の東京Vはセンターバックの金鐘必が累積警告による出場停止で、負傷箇所が回復したセンターバックの刀根亮輔やボランチの中後雅喜がスタメンと、第19節・長崎戦からスタメンが6人入れ替わった。それでも立ち上がりから攻守が機能し、高原直泰とペ デウォンの得点で2−0とリードしたが、GK佐藤優也との連係ミスでセンターバックのキローラン木鈴のバックパスがオウンゴールになって失点。後半に一瞬の隙を突かれて中央を突破されての失点、サイドからシュートを決められての失点で逆転されたが、後半のアディショナルタイムにCKの流れから高原がこの日2点目を奪い3−3で引き分けた。

セットプレーでの失点が多い千葉は、前節はCKの守備をゾーンからマンツーマンに変え、CKやFKからは失点しなかった。だが、スローインからパスをつながれて失点し、逆転負けの第16節・長崎戦の2失点もスローインからの流れと、いったん切れたプレーの再開後に失点しやすい。東京Vは中後、鈴木惇など精度の高いプレースキッカーがいるだけにセットプレー、そしてスローインからの攻撃は隙を作らないように対応したい。また、前節は2得点と調子を上げている高原への厳しいマークはもちろん重要だが、気の利いたポジショニングで攻撃の組み立てに貢献している飯尾一慶も要注意の選手だ。

今季はまだ逆転勝利がない千葉にとって、先制点は勝利に必要不可欠。そして、前節は先制後、まだ流れが千葉にある時に追加点を奪えず、後半は徳島の反撃を受けて苦戦した。今季は得点後に悪い意味でペースダウンしやすいだけに、攻め急ぐのではなく流れを生かして圧力をかけるようにたたみかけ、追加点を奪って優位に試合を進めたい。

『10,000人プロジェクト』を行なった第14節・富山戦の入場者数は9,399人で、その後のホームゲーム3試合はすべて10,000人以上の入場者数だった千葉は、今節で『12,000人プロジェクト』を実施。入場者数は12,000人以上を目指すが、前回のプロジェクトで達成できなかった10,000人超えとなったら8月の試合で使用できる招待券が来場者全員にプレゼントされる。また、女性のみの3人グループならばドリンクのC1000のおまけ付きのお得な『フリーチョイスチケット』もあるため、多くの観客に来場してほしい。

以上

2013.06.28 Reported by 赤沼圭子
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