●アフシンゴトビ監督(清水):
「非常に風が強くて寒い夜でした。こういう日に来てくれたサポーターの皆様には本当に感謝したいと思います。彼らは、われわれにとって本当に良い刺激になっています。
最初の20分間は非常に悪かったと思います。そこは私が残念に思っている点です。その後の25分は、もう少しコンビネーションが使えるようになり、試合のリズムがつかめてきたと思います。その中でチャンスも作り、アレックスのシュートはライン上でクリアされてしまいました。
そしてハーフタイムに話し合いを行ない、(小林)大悟を投入しました。彼の経験やスペースを使っていく力を小野の横に置くことで、ゴールにつながると考えました。後半は試合をコントロールできるようになっていましたが、その中でもパスミスがあったり、風が非常に強くなったりして、難しい部分もあったと思います。試合としては2点目が望まれる展開でしたが、それを決めることができず、非常に難しい戦いになってしまいました。ただ、最終的には素晴らしい勝利だったと思います。今シーズン初めての無失点勝利でした。ホームで勝っていくという習慣づけをすることが非常に大事だと思います。
水曜日の試合には、いろいろな驚きもあると思いますので、サポーターの皆さん、スタジアムに来て応援してください。若くて素晴らしいチームを見せられると思います」
Q:フランサ選手はまだ十分に力を発揮していないと思いますが、使いながらコンディションを上げていこうという考え方ですか?
「いつでも新しい選手が途中でチームに入ってくることは、フィットネス的には非常に難しいことだと思います。私の経験でもそう思いますし、日本に来た外国籍選手は慣れるまでに時間がかかると思います。われわれがトライしていることは、通常の練習だけでなく、居残り練習や試合でも使いながら、彼本来のポテンシャルに近づけていくことです。今日は、風下でしたし、FWに対しても良いボールが入って来なかったので、力を発揮するには難しい状況でした。しかし、ボールを持ったとき、彼はしっかりとサッカーの頭脳を持っていて、他の選手にボールを渡すこともできていたと思います。彼のようなタイプのストライカーは、ゴールエリアの中でボールを持って決められるようにできればいいと思います。この試合はカウンター攻撃が多く、彼の本当のクオリティを使えなくなっていたと思います」
Q:今日は札幌をどう分析し、どのような対策をして戦いましたか?
「札幌は本当にハードワークして闘うことができ、守備のオーガナイズもしっかりしていて、8人でブロックを作りながらFW選手にカウンターのボールを入れてくるチームだと思います。守備ではマンツーマンのようについてくるところがありますので、われわれが広く使ったときに、つねにスペースができるようになっていました。彼らがやろうとしていることは素晴らしいと思いますし、本当にやりにくい対戦相手だと思います」
以上
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