4月30日（土） 2011 J2リーグ戦 第9節
岡山 0 - 0 大分　（16:04／カンスタ／8,384人）
スカパー！再放送 Ch183 5/1（日）後01:00〜
☆totoリーグ ｜中断期間を振り返るJ2編
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●影山雅永監督（岡山）：
「本来なら3月12日に行われるはずだったホーム開幕戦が、中断期間を経て、もう一度岡山で、多くのサポーターの方の前でゲームが出来たことをうれしく思います。
ゲームについては、立ち上がりから、うちを相手に大分が徹底した戦い方をしてきました。選手の起用もですし、ロングボールをうちのDFの空いているところに蹴り込んだり、流し込んだり、何度か決定的ピンチを迎えましたが、後半には修正できたと思います。何度か、後半の半分過ぎぐらいからようやくボールが前線に落ち着き、湧き上がる選手を使えるようになり、そこからクロスに行ける形、もっと増やしたいですが、そういう形から点を取りたかったです。しかし最後のクロス、シュートの精度が足りず、大分の粘り強いディフェンスでずるずると行きました。さらに修正し、精度を上げ、次の試合に臨みたいと思います」

Q：修正すべき点とは具体的にどんなことでしょうか。
「守備については、相手もある程度わかってきますが、攻撃に関してはもっと勇気を持ってプレーできたところがあったと思うんですね。勇気というのはいろんな意味で、「ここは相手のマークを振り切ってでも」ということも勇気ですし、「ここは慌てず、しっかりつなごう」という勇気、ボールを早めに入れる勇気があることで、もっと相手に脅威を与える攻撃になり得るかなと思います。次の試合まで間隔が短いですが、意識によって多少変えられるかなと思っています」

Q：金民均を下げた狙いは。
「ディフェンスとボランチの間が空いているのはわかっていたんですが、速いFW2人の中で使うことは難しいんですね。チアゴのようなターゲットが入った時はさらにあのスペースを使ってほしかったんですが、なかなかボールが収まらなかったですね。彼は本来、そういうことがもっと出来るんですが、乗り切れずに疲労が重なっていったので、そのスペースを埋められる選手に代えたということです」

Q：すぐに次節ですが、どのような準備をしていきたいですか。
「守備に関しては粘り強く最後の最後まで足を出すといった、走り切ることが出来た試合だったと思います。攻撃については、選手起用も含めて勇気ある攻撃が出来るよう、準備したいと思っています」

Q：前半、何度かピンチがあって、具体的にはどこを修正したんでしょうか。
「ロングボールに対しては、蹴らせないか、蹴られた後にしっかり対応するかということになりますので、前線がけん制すること、こぼれたところで2列目に拾われることが多かったので、頭を越えたらすぐ戻りなさいというような普通のことでした」

Q：初めての勝点ですが。
「僕自身は悔しいです。しっかり守って、チャンスも作れたと思います。ただ大分もうちも、粘り強い守備だったと思います。
次につながる勝点1だと思いますし、そうしなければいけないと思います」

以上