12月4日（土） 2010 J2リーグ戦 第38節
東京Ｖ 3 - 1 水戸　（12:34／味スタ／4,430人）
得点者：4' 平本一樹（東京Ｖ）、22' 飯尾一慶（東京Ｖ）、32' 菊岡拓朗（東京Ｖ）、82' 常盤聡（水戸）
スカパー！再放送 Ch183 12/5（日）前05:00〜
試合速報一覧 | クラブサポーター対抗totoリーグ
ギフト券10,000円分が当たるtotoアンケート！
----------

●木山隆之監督（水戸）：

「選手たちは自分たちの力を出し切ろうとプレーしてくれたと思います。前半、早い時間に失点をして浮足立ってしまって、その失敗を取り返そうと思って、ちょっと違うところで必死に戦い過ぎたなという気がします。もうちょっとゲームの中に身をゆだねて流れを把握して、守るべきところはしっかりと守って、粘り強くやっていくということができれば、ちょっとは変ったのかなと思うのですが、そういう駆け引きの部分が少し足らなかったのが残念な気がします。だけども、しっかりと気持ちを切り替えて後半を戦ったことは評価して良いと思いますし、選手たちが全力でやった結果なので、それはしっかりと受け入れられる結果だと思います。以上です」

Q：前半で3失点しました。ハーフタイムでは、システム変更以外に選手たちにどんなことを伝えたのでしょうか？
「いつもより、具体的とまでは言わないですが、ちょっと整理したというか、もう1回やらなければいけないことをしっかりと整理する。守備になった局面で、相手の方が良い状況の時にしっかりとスペースを埋める。そこからもう1回リズムを作り直す。そして、攻撃になった時に、3トップのボールの受け方など、少しいつもよりも言ったかなという気はしますが、大事なのはしっかりと冷静になって、客観的に試合の流れを見て、後半自分たちがどう戦うべきかということを伝えました」

Q：圧倒的に技術力の上回る東京Vに対して、なかなかプレッシャーでボールを奪うのが難しいことはある程度予想できたと思いますが、その中でどういうプランを持って試合に臨まれたのですか？
「自分たちのプランを持つことは非常に重要です。ある程度自分たちのペースじゃない時には、しっかりとスペースを消して守備をしていく。コンパクトにするということですよね。ただし、全体的に前でコンパクトにするというのは非常に難しくて、ある程度DFラインが決まった時点で、自陣の中盤よりちょっと下がった位置でコンパクトになると思うのですが、そこで、守備をして奪ったら、早く出ていく。だけど、自分たちがボールを持てる時もあるんですよね。相手も前で取れなかった時にはしっかりと下がるチームなので、そうなった時に自分たちが思い描いていたようにはできなかったなと。逆に広がった中で、ボールを失わないで持った中でペナルティエリアの中に良い動きをして入って行きたかったけれど、その前の時点でちょっと相手をスピードアップさせるような取られ方とかが多かったので。プランという意味では、自分たちが圧倒的にボールが持てるとは思っていなかったです。ただ、さっきも言ったみたいに、早い時間、攻められた1回目で失点して、ちょっと浮き足だって、その失敗を取り返そうと思って、やるべきこととはちょっと違う方に入っちゃったかな。だから、後半は冷静になって、もう1回やるべきことをしっかりとやろうということを伝えたのですが、ちょっとそこは残念ですね」

以上