本文へ移動

今日の試合速報

ルヴァン 準々決勝 第1戦
ルヴァン 準々決勝 第1戦

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2:第38節 千葉 vs 徳島】プレビュー:両チームにとって今季をいい形で締めくくり、来季につなげたいラストゲーム。千葉は気持ちのいい得点シーンで、前回対戦の雪辱を果たしたい。(10.12.03)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
12月4日(土)J2 第38節 千葉 vs 徳島(12:30KICK OFF/フクアリチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch183 後00:20〜
試合速報一覧 | クラブサポーター対抗totoリーグ
ギフト券10,000円分が当たるtotoアンケート!
----------
千葉はJ2リーグ第36節草津戦で敗れ、今季の4位以下が確定。千葉にとって最大にして唯一の目標だった『1年でのJ1復帰』が果たせないことが決まった。だが、それでも今季のJ2リーグ戦は続く。どんな時も声援を送り続けたサポーターや千葉というクラブを支えてきた人々に報いるためにも、残り2試合をどのようにして戦い、結果を出すのか。その点が重要視された第37節愛媛戦で、千葉は1−0で勝利を収めた。

愛媛戦では、第31節横浜FC戦以来のスタメンだったFWネットが、試合開始わずか6分で先制ゴールをゲット。得点シーンは、右サイドに開いたMF谷澤達也のパスを、ペナルティエリアの右サイドに走りこんだMF佐藤勇人がダイレクトパスでさらに中にボールを送り、ネットが右足のダイレクトシュートで合わせたもの。ここぞというチャンスではゴール前に2列目以降の選手も一気に走りこんで得点を狙うという、今季の千葉が開幕時に目標に掲げていたチリ代表の全員攻撃をイメージさせるものだった。追加点を取って優位に試合を進めたかった千葉だが、第36節終了時では柏の23に次ぐ30と総失点数が少ない愛媛の守備を崩しきれない。逆に、愛媛に千葉よりも3本多い13本のシュートを浴びせられる猛攻を受けたが、体を張った粘り強い守備も見せて、虎の子の『1点』を守り切った。その結果、勝点を60とした千葉は今季の順位が4位に確定した。

一方、徳島もまたJ1昇格を目標に戦ったが、第26節からと第31節からの2度の3連敗も響き、第37節終了時で勝点50の9位と苦しんだ。第36節札幌戦は0−1で敗れたが、第37節富山戦ではMF柿谷曜一朗のスルーパスを受けようとしたFW佐藤晃大がファウルを受け、それによって得たPKをFW津田知宏がきっちりと決めて先制。追加点は奪えなかったが、富山に多くの得点機を作らせることなく守って1−0で勝利。津田は得点数を得点ランキングでトップの甲府のFWハーフナー・マイクの20点に次ぐ16点として、栃木のFWリカルド・ロボとともに得点ランキング2位となった。

千葉がJ2リーグ戦で徳島と初対戦した第3節は、徳島が3−1で勝利(徳島の得点者はFW平繁龍一、津田、柿谷で、千葉の得点は徳島のオウンゴール)。千葉としてはやはり徳島の得点源の津田をしっかりマークしたい。前節は攻撃を組み立てていた柿谷の今節の累積警告による出場停止は徳島には痛手だが、徳島のMF島田裕介のプレースキックは精度が高く、得点機を作り出す。セットプレーの守備に弱さがある千葉は注意が必要だ。また、前節の徳島もそうだが、千葉もボールを長く保持しての攻撃は工夫を欠き、時間だけがかかって相手の守備を崩しきれないことが多い。遅攻でもしっかり得点したいが、徳島が前から激しくプレスをかけるため、得点機はむしろカウンター攻撃のほうが生まれやすいかもしれない。いずれにしても前節のような気持ちのいい得点シーンが見たいものだ。

千葉も徳島もすでに天皇杯は敗退したため、J2リーグ最終節の今節が今季のチームで戦えるラストゲーム。今季をいい結果&内容で締めくくり、J1昇格達成を目指す来季につながる多くのものを得るために、選手には悔いのない全身全霊のプレーを見せてほしい。

以上

2010.12.02 Reported by 赤沼圭子
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/09/02(月) 10:00 【週末のゴールをイッキ見!】明治安田Jリーグ全ゴールまとめ【0830-0901】