9月25日(日) 2005 J1リーグ戦 第25節
F東京 0 - 0 大分 (15:04/味スタ/20,717人)
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●原博実監督(F東京):
「大分はここのところ浦和、名古屋と破って連勝してきていますので、好調だなとは思っていました。(試合前)選手には、ホームで大分をたたこうという話をしをしました。我々のチームは、先週の試合でルーカスがああいう状態になり、今週はまだできない状況です。ルーカスのところをササを最初から使うということで、1週間練習してきました。
石川直もいないということで、あまりいじりたくなかったので同じ形でスタートしたんですけど、前半どうしてもその辺がうまく機能していなくて、ササもちょっと孤立してしまい、まわりも、これはいい悪いではないんですけど、ルーカスとササでの守備の時、攻撃の時の違いにちょっと戸惑っている感じがしていました。そういう中で大分にボールをつながれ、とくにエジミウソン、トゥーリオあたりにこうボールをつながれて、そうすると今度は前のマグノ・アウベス、高松、吉田あたりが攻撃しだしてくる。崩されてはない。ただ、失点はしなかったですけど危ない場面は何回かありました。特に前半、3本、4本あたりは土肥がうまく防いでくれました。
それでいい守備ができない、それでバタバタしてるのが攻撃にも出てしまって、奪ったときもいまひとついつものリズムにならないなと思いました。ハーフタイムにもう一度、しっかり前からを取りにいこうということで後半入ったんですけど、あまり変わってないので、後半しばらくして戸田を真ん中に持っていって、ササとのツートップという形にはっきりさせて、戸田をあいているスペースに飛び込ませて、ササの近くに一人置いておくことによって、阿部が入ったりして、我々のリズムになりかけたかなと思います。
あの形で右からクロスが入った形・・・オフサイドになりましたがあれが入っていれば一番良かったんですけど、前半から見れば、あんまり良くなかったところをなんとか後半立て直して最後、馬場を入れたりしてセットプレーからとかも思ったのですが、なかなかシュートまで持ち込めませんでした。勝ちたかったという風に思うんですが、最終ラインだけでなく全員で守って失点0にすることは出来ました。今後、この守備の上にササを活かす、やり方をチーム全体で機能させて、点をとらなくてはいけないなと思います。」
以上