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【J1:第20節】F東京 vs 名古屋:原博実監督(F東京)記者会見コメント(05.08.24)

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8月24日(水) 2005 J1リーグ戦 第20節
F東京 1 - 1 名古屋 (19:04/味スタ/20,120人)
得点者:'77 藤田俊哉(名古屋)、'88 今野泰幸(F東京)
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原博実監督(F東京)

「前節の埼玉スタジアムでの浦和戦がかなり悪い出来だった。その原因は何人かコンディションが悪い選手がいたというのもひとつ。またササを最初から使ったが、まだ日本のサッカーや我々のやり方に慣れていないので、ササだけでなくて周りもちょっと戸惑っているかなと思っていた。1週間時間が開いて色々なトレーニングをしたり、練習試合を積めればその辺も修正可能かと思ったが、時間もないので、今日は今まで慣れたやり方でまずスタートした。名古屋がどうこうではなく、もう一度自分たちのアグレッシブなサッカー、グラウンドを広く使っていい守備から入って、左右からどんどんクロスを入れていくサッカーを取り戻そうと話した。
グラウンド状態はちょっと悪かったが、実際に前半そういう形が何度かできて、右のナオ(石川)から栗澤がフリーになったり、ルーカスがフリーになったりした。あの辺で決めていれば…というのはあったが、ハーフタイムにも、いい形がこの前よりもできていると話した。ただ、明らかに名古屋はカウンターねらい。真ん中、真ん中と行って悪い形で取られるとカウンターになるから、ルイゾン、藤田、中村あたりに十分ケアしながらやろうと言って後半に入った。
鈴木規郎が昨日38度くらいの発熱をしてしまったが、昨日の昼には落ち着いてたので今日は行けるところまで行かせようと思っていた。でも、ちょっと疲れているなというのもあり、待ってても流れは変わらないのでササを入れて勝負に行った。ササのゴール前での強さ、フィジカル的なストライカーらしい点は、どうしても点が欲しいという状況で使った方が周りも彼のよさを引き出せる。ササ自身もその方がいいかなと思った。
そういうなかで逆にカウンターから藤田俊哉に入れられて、浄(金沢)もケガをしてしまった。嫌な感じもあったが、選手は最後まであきらめないでゴールに向かった。(今野の得点シーンは)もちろん(相手の)ミスという感じもあったが、あそこまで上がっていき、ササがゴール前に入っていたことが楢崎のミスにも影響しているかなと思う。
同点にしたあとも、ササに決定的なチャンスがあったり、馬場憂太も途中から出ていい仕事をしてくれた。最後まであきらめずに追い付いたという、この勝ち点1は非常に大きいと思う。もちろん今日の試合内容で言えばホームで勝ち点3を取らなくてはいけないというのも分かってはいる。ただ、あきらめずに最後まで行って追い付いた、しかもそれで満足することなく点を取りにいったことは評価できると思う。これから、チームのなかでいかにササの得点力を活かしていくかを考えながらやっていきたい」

以上
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